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夢を描く経営

 経営者の仕事は、様々あります。
 営業、資金繰り、仕組み作り・・・。 
 何れも大切ですが、つい疎(おろそ)かに成りがちなのは「夢」を描くことでしょう。

 経営者自身が、十年先、二十年先を見据え、一体どういう会社にしたいのか?
 その「夢」に、人生を託せるだけの値打ちを感じられる社員は、目の前の多少の困難も耐えられます。
 一方、刹那的に、場当たり的に、今を生きるだけの経営に甘んじるならば、愛想を尽かされても仕方ありません。

 例えば、年収1000万円を目指す優秀な社員が居たとします。
 ところが、社長の年収は5~600万円で、社長自身もその待遇に安住していたとすれば、優秀な社員はその会社に絶望するでしょう。 

 とはいえ、「夢でメシが食えるか」というご意見にも一理あります。
 大きな「夢」は、一朝一夕に叶うものではありません。
 元より、一歩一歩の地道な努力によってしか、成し得ないのが「夢」です。

 ベースアップを現実のものとするには、当然のことながら収益性の改善が求められます。
 そのためには、事業戦略、顧客のターゲット、業務の進め方・・・等々、経営計画そのものを抜本的に改める必要が出てきます。
 
 すると、社長も社員も、その「夢」に向かって思考します。
 鮮明に「夢」を描き、強く念じ続けていたならば、M&Aの情報を得た時、或いは必要な人材が現れた時に、決して見過ごすことなく、その機会(チャンス)を掴める筈です。

 そういう意味で、「夢」を描くのは、理想の駅へ向かう切符を買う様なもの。
 切符を買ったからといって必ず辿り着ける訳ではありませんが、少なくともその可能性を手にすることができます。
 換言すれば会社は、社長の描く「夢」の範囲内でしか成長しません。
 
 一人ひとりの社員が、社長の「夢」に共鳴し、ワクワクしながら仕事に勤しむ。
 それこそが、創業来グループの掲げる、真の意味での「楽しい会社」実現への第一歩です。

7つの習慣 ~農場の法則~

 この「勤勉なきこり」にも、反論はあります。
 「1年後のために? 5年後? 10年後?・・・。
 おいおい、今日のメシを食わずして、どうやって10年先まで生きられるんだ!」

 その答えは、「農場の法則」が教えてくれます。

 【 農場で場当たり的な詰め込み主義で作業することの愚かさを考えたことがあるだろうか?
  春に種蒔きを忘れ、夏は遊び惚けて、秋になってから収穫を得るために必死になって頑張る・・・。
  農場は自然のシステムである。

  必要な務めを果たし、作業を行わなければならない。
  蒔いたものしか刈り取ることはできない。
  そこに近道はない。
  
  人の成長や人間関係においても、最終的にはこの原則が必ず作用することになる。
  つまり、人の成長も人間関係も自然のシステムであり、農場の法則が支配しているのである。 】
 
 収穫よりも、種蒔きが大事?
 土壌改良よりも、収穫が大事?

 その比較自体がナンセンスでしょう。
 土壌改良、種蒔き、草取り、消毒、摘果・・・。
 
 すべてが農業の一部分であり、安定的、継続的な収穫を得るために必要なプロセスです。   完

7つの習慣 ~勤勉なきこり~

 例えば・・・
 ・ 幹部の能力や人間性が向上しない
 ・ 上司の影響を受けて人材が育たない
 
 部下は上司に対する不満を抱き、上司は部下の無能さを嘆き、経営者は「我が社にはロクな人材が居ない」と愚痴を言う。
 文字通り負の連鎖です。
 
 【 ある森に、勤勉なきこりが居ました。
  夜明けから日没まで休むことなく、そのきこりは大きな鋸で、木を切り出し続けます。
 
  一心不乱に働くきこりの姿を見ていた男が、ふと気付きました。
  鋸の刃が丸くなっているではありませんか。

  男は、きこりにアドバイスします。
 「おい、その鋸の刃先が丸くなってるぞ。研いだらどうだ?」

  すると、きこりは手も休めず、目もくれずに一言。
 「俺は忙しい、そんな暇はない。」 】                つづく

7つの習慣~第二領域~

 経営計画、社員教育、研修、業務マニュアル・・・。
 これらを推進しようとする際、現場からは必ず抵抗の声が上がります。
 
 「我々は忙しい。そんな時間は無い。」
 そして先送り、やがて塩漬けされます。

 何が正しいか?
 その答えは、名著「7つの習慣」に全て網羅されています。

 『 時間管理のマトリックス 』 
 第一領域 : 緊急かつ重要 (期限のある見積、契約、クレーム応対、災害復旧)
 第二領域 : 緊急ではないが重要 (経営計画、社員教育、研修、業務マニュアル)
 第三領域 : 緊急だが重要ではない (突然の来訪、突然の電話)
 第四領域 : 緊急でも重要でもない (多くの暇つぶし、うわさ話)

 確かに、この第二領域には緊急性はありません。
 但し、ここを疎かにすると、後々大きなツケを払うことになります。     つづく

障害者ビジネス考

 少し古い話ですが、「就労継続支援A型事業所」等、補助金目的の障害者ビジネスについて掘り下げます。

 昨年7月、岡山県倉敷市の障害者施設5カ所が一斉に閉鎖され、そこで働く障害者220人を解雇。
 今年3月、同市で障害者施設を運営する営利法人が、経営悪化を理由に170人の障害者を解雇。

 判り易く言うと、A型の補助金は、開設から3年間手厚く支給されます。
 数多くの障害者を集め、在籍させておくだけで、莫大な補助金を受け取れる仕組みです。
 利用者の仕事の内容や生産性とは無関係に収入は見込めるので、障害者に対する教育訓練も必要ありません。 
 集めれば集めるほど金を生むのですから、事業所にとって障害者はまさに金の卵です。
 
 但し、先述した通り、補助金が手厚いのは3年間のみ。
 そこで、三年経ったところで事業所を閉鎖し、新たな事業所で障害者を雇い直すことで、収益が最大化します。
 
 こうした制度上の欠陥をつき、補助金目当ての事業所が急増。
 厚労省は事態を改善するために、給付金を給与に充当することを禁止しました。
 当然、経営が続けられなくなった事業所は閉鎖に追い込まれます。
 結果、障害者だけが、職を失って取り残されたのです。
 
 そもそも、企業にとって重要なのは理念でしょう。
 「障害者の社会的自立を促す」
 それが事業所の使命である筈です。

 「道徳なき経済は罪悪であり
 経済なき道徳は寝言である」(二宮尊徳)

 補助金目当てに、金儲けの手段として事業所がつくられ、障害者が食い物にされたとすれば言語道断です。 
プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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