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間尺に合わない下克上

 プロ野球セリーグは、上位三チームによるクライマックスシリーズ真っ只中です。
 
 まず、リーグ戦2位と3位が戦い、二勝したチームが勝ち上がり。
 次に勝ち上がったチームが、一勝のアドバンテージを持ったリーグ1位のチームと対戦し、4勝したチームが日本シリーズにコマを進めます。
 最終的にセパ両リーグの覇者同士で戦い、先に4勝したチームが日本一です。

 2017年のセリーグは、首位広島と14.5ゲーム差で三位だった横浜DeNAが、日本シリーズに進出しました。
 2010年のパリーグは、三位のロッテがクライマックスシリーズ、日本シリーズを制し、日本一に輝いています。
 
 今期の巨人も、首位広島とのゲーム差は13.5ゲーム。
 菅野のノーヒットノーランの快投により、第2ステージ進出を決めています。

 クライマックスシリーズの導入は2007年と言いますから、既に十年以上経過しています。
 導入の経緯は、首位のチームが独走した際、優勝争いの妙味が損なわれ、盛り上がらないから。
 下克上の可能性を残すことで、最後までファンを飽きさせ無い仕組みです。。

 それにしても、命を削る思いで143試合のペナントレースを戦い抜いて、優勝したにも関わらず、短期決戦を勝ち抜いた3位のチームが日本一というのは、何とも間尺に合いません。
 それがルールではありますが・・・。

新ミナミの帝王

 休日の午後、千原ジュニアさんが主演するドラマ、「新ミナミの帝王」を見ました。
 内容はいわゆる地面師モノ。
 二年前に、大手ハウスメーカーが引っ掛かった五反田の事件がモチーフでしょう。

【 事件概要 】
 住宅大手のSハウスが、地面師グループに騙され、東京・五反田の老舗旅館を70億円で買収する契約を結び、55億5000万円の実質的な被害を受けた。
 その責任を取らされそうになったA社長(現会長)が、「クーデター」を起こしてW会長(現取締役相談役)を辞任に追い込む騒動に発展した。

 仕事柄、地面師の存在は知っていましたが、日本のトップメーカーがまんまと騙されたことに、衝撃を受けたものです。
 手口としては、土地の所有者に成りすました犯人グループが、権利書や登記簿謄本を偽造して信じ込ませ、お金を巻き上げます。
 
 司法書士が登記しようとする法務局で、偽造と気付いた時には手遅れ。
 不動産業者も、本人も、一切連絡が付かなくなっています。

 自分は、こうした地面師に騙されたことはありません。
 しかし、相続によって複数名が共有している不動産を、代表を名乗る方から売買の依頼を受けたことはあります。
 
 その人の「任されているから」という言葉を信じて、売買の話を進めると、最終的に共有者の一人が反対し、話が頓挫する。
 こうなると、業者としては信用問題です。
 お客様にとって、悪意(知っていた)か、善意(知らなかった)かは関係ありません。
 無知は罪です。

 にんべんは偽造、ごんべんは詐欺、うかんむりは窃盗、さんずいは汚職・・・。
 勉強になりました。

負の煽動をする大将

 数名の社員と面談しました。

 「良い会社だと思えば退職はしない」

 その通りです。
 弊社も、弊社を取り巻くグループも、過去にはそういう失敗を繰り返してきました。

 しかし今、会社は変わろうとしています。
 そして、既に変わってもいます。

 であるにも関わらず、仮にも組織のリーダーが、過去の残像を繰り返し引っ張り出して喧伝するのは如何なものでしょう。
 社員の思考は、直属の上司に引っ張られます。
 ネガティブな内容であれば猶更です。

 リーダーの真の役割は、ポジティブな方向へ導くこと。
 敵より怖いのは、負の煽動をする大将です。

リーダーシップの欠如

 グループ会社のリーダーが揃う会議の席で、提出物の徹底をお願いしました。
 
 チェックリストによると、A社は一つの漏れもなく提出されている。
 B社は、殆ど提出されていない。
 同じグループで、同じ日時に、同じ文章で、同じ人が、同じ様に呼び掛けても、これだけ差が出ます。

 理由を問い質したところ、B社のリーダーは、次の様に回答しました。

 「これまで、事ある毎に、各部門に対して呼びかけを行ってきた。
 集計は総務に依頼しているが、担当者の退職で引き継ぎが上手くいっていない。」

 仮にリーダーが、一言も呼びかけを行っていないとします。
 それでも、提出物が完璧であれば、それがリーダーシップ。

 仮にリーダーが、毎日毎日呼びかけを行ったとします。
 それでも、提出物が揃わなければ、それがリーダーシップ。

 リーダーシップは、プロセスではなく結果です。
 掘り下げれば、プロセスは結果のために必要なのであって、例えプロセスが充実していたとしても、結果が伴わなければ意味はありません。

 いわば、結果を見届けるまでがリーダーの仕事。
 そして、グループの足並みが揃わないのは、かくいう私自身の怠慢であり、リーダーシップの欠如です。

棚から牡丹餅

 建築会社が利益率を上げるためには・・・

1. 売値を上げる
2. 原価を下げる

 売値を上げるためには・・・
 
1. 見込み客を増やす
2. 魅力的な商品を創る

 見込み客を増やすためには・・・
1. 広告宣伝を打つ
2. 営業をかける

 では、何処へ向けて営業するのか?
  
 魅力的な商品を創るだけの開発力、その商品を世に問うだけの資力さえあれば、早急に商品群を整え、HPやパンフレットを準備し、住宅展示場に打って出るべきでしょう。
 そこまでの先行投資ができないのであれば、ミニ開発の分譲宅地を企画し、その一区画に建売型モデルハウスを建築し、構造見学会および完成見学会で、見込み客を集めます。
 何れにしても、不動産・建築・金融に長けた営業マンが必要です。

 営業マンがいないとすれば、足で稼ぐしかないでしょう。
 とはいえ、根気と辛抱、粘りと根性で、闇雲に飛び込み営業する時代は終わりました。

 例えば不動産会社。
 土地を売買、貸借される方は、必ずその先に建築の計画があります。
 当てに成らない潜在客を追いかけるよりも、遥かに確度の高い顕在客です。

 何はともあれ、石を投げずして波紋は立ちません。
 棚から牡丹餅も、棚の下まで出向いていって、口を大きく開けているからこその恩恵です。
プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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