FC2ブログ

学び直すべき道徳

 相田みつをさんの、有名な詩です。

 「奪い合えば足らぬ。
 分け合えば余る。」
 
 先日、拙文で取り上げた「天国と地獄の違い」にも類似する言葉でしょう。
 大きな釜で煮えたぎる美味しそうなうどんを、長い箸で奪い合えば地獄。
 その長い箸を使って、「どうぞお先に」と相手に差し出せば、それが天国です。

 また、今の世相にも相通じる気がします。
 自国ファーストを掲げ、相手国への圧力を強める。
 自らの利に成ると思えば、平気で相手を蹴落としたり、足を引っ張ったりする。

 間違いを犯した人間が反省し、心から謝罪をしても、自らのことは棚に上げ、一切赦そうとしないサディスト。
 ネット上での小さな失敗の揚げ足を取り、匿名を良いことに執拗なまでに追い込む無責任な偽善者。

 相手の立場に立って考える。
 自分のして貰いたいことを人に成す。
 
 自分も含め、いい歳をした大人達こそ、今改めて道徳を学び直すべきかもしれません。

学習する組織

 我がグループは、創業から四半世紀、特段の教育や研修を行っていません。
 それでも、業容を拡大できてきたのは、創業者のマンパワーと手腕に依るものです。
 しかし、百年先まで永続する企業というヴィジョンを掲げた昨年、社員教育の重要性に気付き、大きく舵を切りました。
 
 課題図書を基にした、階層別の経営塾。
 大きなうねりを捉えた、働き方改革のセミナー。
 そして先日開催された、コンプライアンス研修。
 更にこれから先も、年間計画に基づき、各種研修が予定されています。

 何れも初めての試みだけに、当初は抵抗も少なくありませんでした。
 「研修で飯が食えるか!」
 「この本は大企業向けのものだ!」

 しかし、今や当たり前の様に研修が開催され、受講者が集います。
 業務都合等で、研修に参加できなかった方々には、後日DVDを配布。
 受講後7営業日までに、全員レポートが提出され、グループトップの会長にまで届きます。
 優秀なレポートは、表彰すると共に、全社員に開示されます。

 まさに学習する組織・・・一年前、この状況を誰が予想したでしょう。
 改めて、人は学習する生き物であり、教育されるべき生き物でもあります。

オフホワイトは黒

 先日、グループ各社の幹部を集めて、コンプライアンス研修を実施しました。
 T室長のセミナーの後、自分が担当したのはケーススタディに基づくグループディスカッションです。

 耳で聞いた知識を基に、提示された具体的な事例を自分の身に置き換えて頭で考え、言葉で伝え、立場の違う他人の意見を聞き、侃々諤々議論することで、更に理解は深まります。

 コンプライアンスのバリエーションは三つ。
① 法律
② 就業規則
③ 倫理・道徳

 この順番は優先順位でもあります。
 仮に、「法律さえ守れば良い」と解釈して、法律の網の目を掻い潜ることだけに注力すると、徐々にエスカレートして、やがて足下をすくわれることにも成りかねません。
 日産の前会長カルロスゴーン氏などは、その典型的事例でしょう。

 信号機の基本的な問題です。
・ 青は? 「進め」 〇
・ 赤は? 「止まれ」 〇
・ 黄は? 「注意」 ×

 黄信号は「止まれ」です。
 その時、既に交差点内に進入しようとしていて、安全に止まれないと判断した時のみ、注意して「進め」と成ります。
 しかし、実際の運転の場面でこれを遵守しているかというと、20年間ゴールド免許の自分も含めて怪しいものです。

 黄色を見たら、加速して進め。
 歩行者用信号を先読みして、点滅していたらアクセルを踏み込む。
 こうした運転をしている方も少なくありません。 
 それが、エスカレートして大きな事故につながります。

 コンプライアンスも同様です。
 白か黒か。
 白に近いグレーか、黒に近いグレーか。
 解釈が甘くなると、黒に近いグレーも白に見えてくるものです。

 例えオフホワイトでも、白でない限りは黒。
 企業人に求められるのは、堅苦しい位に厳格な倫理観です。

無様な無策の告白

 定期的に行われる様々な会議体毎に、各社・各部門から報告書が上がってきます。
 また、開催後には必ず、議事録を残すのがルーティンです。

 ところが、前回と全く同じ内容の報告書や議事録を、平気で上げてくるケースが散見されます。
 理由としては、二つの可能性があります。

 1. どうせ判らないだろうと高を括り、同じ内容で済ませた
 2. 前回の問題が解決していないため、敢えてそのまま残した

 前者は、手抜きであり、誤魔化しであり、欺きであり、もはや論外です。
 一方、後者は、管理者の無能さを露呈しています。

 仮に月例会議であるならば、問題が浮き彫りとなった会議から会議までの一ヶ月間に、何らかの対策を打ち出し、行動を起こし、改善を見届け、次回会議にはその結果報告が成されるべきでしょう。

 次月も報告内容が変わっていないとすれば、「本件について一ヶ月間、何もやってません」という、無様な無策の告白です。
 経営者として、管理職として、プライドある報告を頂きたいと思います。

先憂後楽が信条

 自分の基本的なスタイルは、朝5時過ぎに起床し、松山までマイカー通勤。
 6時過ぎに出社して、12時間仕事をして、定時ちょっと過ぎ退社。
 早朝出社も残業と言えば残業ですが、それが長年培ったルーティンでもあります。
 
・ 通勤時間が短縮される(ラッシュ時と比較したら10分以上早い)
・ その日の仕事の段取りを朝行う(俗に言う段取り八分)
・ 朝の時間は電話も来客も相談もないため、すこぶる捗る
・ 朝一で先手を打つと、一日仕事を追いかけられる・・・。

 加えて、ここ一年、原則昼食は摂りません。
 習慣とは恐ろしいもので、たまに昼食会食すると、午後から身体が重くなったりします。

 さて、先週の金曜日は、午前中の会議を経て、午後から宇和島という行程でした。
 すると、この日、メールが約30件溜まっています。
 さっと目を通して消せるものもありますが、添付ファイルのある重い内容も少なくありません。

 週明けの業務も立て込んでいることから、月曜日に休日出社しました。
 いつもより早く、5:30出社です。

・ メールチェック
・ 電子決済の承認
・ グループ会社の月次決算集計
・ 先週実施したサービス三社議事録のまとめ
・ 明日に控えたグループ部会資料の整理
・ 明日に控えた理事会資料の確認
・ 明後日に控えたグループ会議資料の確認
・ 明後日に控えたコンプライアンス研修内容の確認
・ 三日後に控えた新居浜での研修資料の作成と連絡
 そして、二日後指定の本ブログの執筆・・・。

 結果、午前中一杯を要しました。
 しかし、宿題が山積みになった重圧から解放された気分です。
 頭の引き出しが整理されれば、新たな情報を処理できます。
 
 仮にこの半日分の仕事を週明けに持ち越していたとすれば、ダイヤは大いに乱れ、平常運転に戻るまでには、数日を要したに違いありません。
 さて、心晴々とした帰路、休日ランチでも楽しもうか。

 「先憂後楽」

 それが自分の信条です。
プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR