百年の計を論じる

 過日、大洲宅建協会の年次総会を開催致しました。
 会員数の6割を超えるご出席を賜り、閉会後の懇親会にも半数近くが参加。
 また来賓として、大洲市役所から都市整備課課長の谷川様、県議会の岡田先生、西田先生にも来て頂き、盛況の内に終えることができました。

 会長職を拝命したのは3年前。
 過去4回は、意見も質問もない、俗にいうシャンシャン総会です。

 本来は、前向きな議論が活発に交わされるべきなのでしょう。
 そういう意味において、力足らずを痛感しています。

 これまでのお話を伝え聞くところによると、かつては紛糾したこともあったようです。
 先述した通り、シャンシャン総会を是とする訳ではありません。
 
 しかし、肝要なのはその中身。
 どこかの国では、三流週刊誌的な女性問題追及や、失言の揚げ足取りを能天気に繰り返す間、国会が空転し、有事の危機が確実に迫ってきています。

 業況や業界を俯瞰した上で、百年の計を語るのがリーダーの務めでしょう。
 重箱の隅を突いて政争の具とする輩は、もはや野党ではなく、単なる批判家に過ぎません。

掌返しの真相

 日経新聞の記事が、トランプ大統領の発言のブレを指摘しています。

1/11 「プーチン大統領はドナルド・トランプを好んでいる」 
4/12 「米ロ関係は史上最低かもしれない」
   ※ シリア空爆による自業自得ですが・・・。

4/2 「中国は為替操作や通貨切り下げのチャンピオンだ」
4/12 「中国は為替操作国ではない」
   ※ 習金平さんが訪ねてきてくれたので・・・。

3/12 「NATO(北大西洋条約機構)は時代遅れだ」
4/12 「NATOはもはや時代遅れではない」
   ※ シリア空爆で批判を浴びて孤立しないように・・・。

2/17 「偽ニュースメディアは米国民の敵だ」
4/13 「彼らはとても立派な人たちだ」
   ※ まあこれは嫌味かもしれませんが・・・。   

 これ以外にも、FRBのイエメン議長や北朝鮮の金正恩氏に対する姿勢も、明らかな掌返しです。
 何より、かつてトランプ氏はこう語っていました。

 「シリアを攻撃するな。
 その戦いから米国が得るものはない。」

 勿論、事態が変われば朝令暮改もあるでしょう。
 節操のない、大衆迎合的な転換でないことを望みます。

win-win-win-win

 今、全国的に「空き家」問題が取り沙汰されています。
 周知の通り大洲市では、行政と宅建協会とで協議を進め、昨秋、協定の締結に至りました。

 公益社団法人愛媛県宅建協会および地区連絡協議会による、自治体との三者協定は愛媛初の取り組みです。
 これを受け、大洲市では、この4月から「空き家バンク」が立ち上がっています。
 
 マイホームを取得する方の内訳を、世界基準で比較すると、欧米の先進国は中古が7~9割。
 日本はというと、僅か十数%しかありません。
 それほどまでに日本人は、「新築でないと家じゃない」という考え方が根強い訳です。
 
 そうした価値観は、市場価格にも反映され、築後10年で半額、20年で価値ゼロというのが通り相場に成っています。
 業界も行政も、景気対策としての新築を奨励し、税制等で優遇してきたこともあり、まだまだ活用できる住宅が解体され、また新築される、スクラップ&ビルドが繰り返されてきました。
 
 本来、高品質の住宅であれば、50年でも70年でも住み続けることはできます。
 欧米の様に、状況変化に合せてリフォームしながら価値を高めていく方が、経済にも環境にも優しいのは自明の理です。

 工場撤退、人口減少、高齢化・・・。
 地元で商売をする我々にとって、取り巻く環境は決して明るくありません。

 それでも、「空き家バンク」を通じ、空き家をお持ちの方と、田舎暮らしをしたい方とを、会員の力でマッチングできれば、人口減少にも歯止めがかけられ、地元が活性化します。
 売主・買主・業者・地域、四方良しの、win-win-win-winです。

 景気や環境を嘆くだけでは始まりません。
 各自にできる、小さな取り組みの連鎖が、希望につながります。
 何卒、会員の皆様のご賛同、ご協力頂ければと思います。

登山の準備

 我が社の賞与は年三回。
 支給前には、必ず全社員面談を実施しています。
 その中で、改めて気付かされることがありました。

 「上司を見ていると、度重なるクレームや予算達成のプレッシャーで大変に見える。
 上を目指せと言われても、重責を担う姿に夢が持てない。」

 実は、これは全く逆です。
 確かに、「夢」を掴むのは大変なことですし、責任も重い。
 しかし、重責を担い、大変なハードルを越えたところにこそ「夢」はあります。
 日々、ストレスもプレッシャーもなく、冗談ばかり言って、ニコニコ笑いながらでは、「夢」は掴めません。

 例えば、エベレスト登山も同じでしょう。
 「雪崩に巻き込まれるのはかなわない」
 「高山病にかかるのが怖い」
 「空気の薄い中、歩いて行くのはしんどい」
 
 その通り。
 それが嫌なら、登らなければ良いのです。
 であるにも関わらず、多くの人が頂を目指すのは、「達成感」があり、「夢」があり、「浪漫」があるからです。
 勿論、目指すか、目指さないか、選択は自由。

 「大変かもしれないけれど上を目指したい」
 そう思うのであれば、覚悟を決めて登山の準備を整えて頂ければ幸いです。

見えてくる違った景色

 日本人である以上、ジャパニーズ・ファーストの価値観は当然です。
 ロシアとの北方領土、中国との尖閣諸島、韓国との竹島・・・。
 日本関連の問題も、各々日本固有の領土というスタンスは明確です。

 しかし、各論を正論で説くほど、外交は単純ではありません。
 北朝鮮の政策を、我々は非難します。
 では、立場を変え、視点を変えて見ればどうでしょう。

 外交は、最終的に力関係です。
 道義的な正しさ以前に、力の強いものだけが正義を唱えることができます。
 
 戦後日本は、急ピッチで復興を成し遂げ、世界TOPレベルの経済大国に成長。
 その経済的な強みを武器にして、外交上も優位な交渉を可能にしてきました。
 近年の中国もそうです。
 その点、北朝鮮は圧倒的に不利でしょう。

 また、隣国との地理的条件も極めて不安定です。
 いつ梯子を外されるか判らない、中国とロシア。
 日本と韓国は、敵対するアメリカの同盟国。
 まさに孤立無援です。

 国内的にも、貧困に喘ぐ独裁国家として、常に不満が潜在しています。
 民衆の暴動や、クーデター等の企てを封じ込めるためには、日本や韓国やアメリカ等の仮想敵を仕立て上げ、国民の批判を逸らし、結束を強める他にないのです。

 トランプ大統領就任以降、一層強まる軍事圧力についても、米国内ですら逆効果を指摘する声があります。
 「安全保障のために、核抑止力が必要だとの北朝鮮の確信を、寧ろ強化する」 デトラニ 元朝鮮半島大使

 繰り返されるミサイル発射や核実験は、常識的に見れば「浅はかな愚行」でしょう。
 しかし、立場を変えれば少し違った景色が見えてきます。
 あくまでも、ものの見方のお話です。
 決して、北朝鮮の体制を擁護するつもりはありません。
プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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