百万円よりも価値ある一万円
昨日は、冬季賞与額決定を受け、対象者全員の評価面談を行いました。
前職では必ず行っていた評価面談ですが、会社を立ち上げてからこれまでは、訳あってできていません。
前回の夏季賞与支給の折り、評価を巡って現場から声があがり、実施の運びとなった次第です。
「自分の何が評価されて、何処が減点ポイントであったのか?」
「次に向け、どう改善すれば更なる評価が得られるのか?」
一所懸命に取り組む社員にとってみれば、最も気に成るところでしょう。
迂闊にも、一番大切なプロセスをすっ飛ばしていたようです。
賞与評価の時期になると、いつもこの話をします。
上司 : 賞与を100万円貰えたら嬉しいか?
部下 : 当然、嬉しいですよ。
上司 : 仮に100万円だったとして、同僚と明細を見せあった際に、格下と思っている部下が200万円貰っていたら、どう感じるだろう?
部下 : そりゃ腹が立ちますよ。
上司 : では、総務から「今期は利益が出てないので賞与も出せません。」という通知が来たら?
部下 : 流石にへこみます。
上司 : でもその後、社長が突然現れて、「会社としては無い袖振れないんだけれど、君のことは評価しているので、充分ではないが受け取ってくれ」と封筒を手渡された。中身は1万円。どう思う?
部下 : きっと、感激すると思います。
この様に、100万円でも腹が立つことはあるし、1万円でも涙する程感激することだってある。
ポイントは、自己重要感が満たされるか否かです。
相対評価の中で、秀でた社員は褒め讃え更なる頑張りを、劣った社員には改善の方向性を示し次への奮起を、期待感と共に伝え、モチベーションを向上させるのが重要な上司の役割でしょう。
前職では必ず行っていた評価面談ですが、会社を立ち上げてからこれまでは、訳あってできていません。
前回の夏季賞与支給の折り、評価を巡って現場から声があがり、実施の運びとなった次第です。
「自分の何が評価されて、何処が減点ポイントであったのか?」
「次に向け、どう改善すれば更なる評価が得られるのか?」
一所懸命に取り組む社員にとってみれば、最も気に成るところでしょう。
迂闊にも、一番大切なプロセスをすっ飛ばしていたようです。
賞与評価の時期になると、いつもこの話をします。
上司 : 賞与を100万円貰えたら嬉しいか?
部下 : 当然、嬉しいですよ。
上司 : 仮に100万円だったとして、同僚と明細を見せあった際に、格下と思っている部下が200万円貰っていたら、どう感じるだろう?
部下 : そりゃ腹が立ちますよ。
上司 : では、総務から「今期は利益が出てないので賞与も出せません。」という通知が来たら?
部下 : 流石にへこみます。
上司 : でもその後、社長が突然現れて、「会社としては無い袖振れないんだけれど、君のことは評価しているので、充分ではないが受け取ってくれ」と封筒を手渡された。中身は1万円。どう思う?
部下 : きっと、感激すると思います。
この様に、100万円でも腹が立つことはあるし、1万円でも涙する程感激することだってある。
ポイントは、自己重要感が満たされるか否かです。
相対評価の中で、秀でた社員は褒め讃え更なる頑張りを、劣った社員には改善の方向性を示し次への奮起を、期待感と共に伝え、モチベーションを向上させるのが重要な上司の役割でしょう。
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