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努力の縦糸と運命の横糸

 浄化槽やホームセンターで名を馳せる、DAIKIグループ創業者「大亀孝裕」氏の半生を描いた「素人経営の真髄」を読みました。
 
 26歳で愛媛県庁を退職し、文字通り裸一貫で立ち上げた会社を、一代で全国レベルにまで成長させた顛末を綴った読み応えのあるサクセスストーリーです。
 その中に、次の言葉が紹介されています。

『人生は努力の縦糸と運命の横糸で織られていく。
 努力を重ねる人には運命が開けてくる。
 織物がボロ布になるか上等の布になるかは、その人の努力にかかっている。』

 私に照らせば、姉に次ぐ第二子・長男として、父母の元で、日本に生まれ落ちたのは、紛れも無く運命です。
 一方で、折角進んだ高校を僅か二週間で中退したことや、大工や石工の職人道を11年余も歩んだことや、前職の会社に入社したこと、民事再生法申請を機に退職したこと、今の会社を起業したこと・・・これらは、運命的な縁に道付けられた部分が多少なりあるにしても、一歩を踏み出したのは確実に自らの意志でした。

 確かに人生は、いかに抗おうとも抗いきれない運命の横糸と、自助努力の縦糸によって織りなされるドラマに違いありません。

 ところが殆どの人は、こうした当たり前のことを意識することなく、一日一日を漫然とやり過ごしています。
 たまに立ち止まり、足元に織り上げられた布を返り見た時に、自らの努力不足は棚に上げ、「ついてないな。運命だから仕方ない・・・」と、自らを納得させるかの様な溜息をつくのです。
 実は、自らの判断の間違いや、努力不足を嘆くべきなのに。

 部下のせい、上司のせい、会社のせい、家族のせい、才能のせい、環境のせい・・・。
 人のせいにすれば、気は楽です。
 しかし、それでは良い織物は織れません。
 
 他人と過去は変えられなくても、自分と未来だけは変えられます。
 不断の努力と正しい判断によって、より良い縦糸を折り込んでいくとしましょう。
 さすれば必ず、運命の横糸も開けてくる筈です。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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