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改善領域の思し召し

 ある店舗の雑談に耳を傾けていると、社内の様々な問題が活発に論議されていました。
 会議では貝の様に口をつぐむ方も、そうした席では、俄かに積極的になる理由は何でしょう。

 ① 時間的に制約があるから気が引ける
 ② 皆が注目される中で間違った意見を言うのが恐い
 ③ 極めて私的な意見であることを自覚している
 ④ 言い出しっぺに振られ責任を負いたくない
 ⑤ 誰かを批判する内容なので摩擦を恐れて・・・

 様々な理由から、オフィシャルな場での消極人間も、会議終了後の雑談では積極人間に変貌します。
 前回触れた通り、たかが雑談はされど雑談であり、決して看過できません。
 何故ならそれは、現場の本音であり、そこに経営改善の種が潜んでいるからです。

 但し、ともすれば雑談は、誹謗・中傷・不平・不満・愚痴だけで終わってしまいます。
 だからこそ、リーダーの役割が重要です。
 
 「この人のこういう所が駄目だ」
 「あの店のこれがいけない」 
 こうした誹謗・中傷・不平・不満・愚痴は、称賛や賛辞に比べて、面白おかしく盛り上がります。
 勿論ネガティヴ発言です。
 
 そこで、リーダーが「後ろ向きなことを言うな!」と一括したのでは、ネガティヴはおろか本音も一切聞けなくなります。
 封じられた本音は、管理職不在の場で陰口として横行し、組織は内部から腐っていくのです。

 一連のネガティヴ発言は、「そこを改めれば良くなる」という改善領域の思し召し。 
 社員からの「この会社(店・人)のここが駄目」という発言や、オーナー様や入居者様からのクレームには、絶望ならぬ希望を見出だすことができます。

 「この人のこういう所が駄目・・・だから、そこを改めればもっと良く成る」
 「あの店のこれが至らない・・・だから、上手くいっている店の真似をすれば更に良く成る」
 
 そもそも、組織内には問題点があって当然。
 仮に、取り組みや人材がパーフェクトであれば、それ以上の伸びシロが無いということに成ってしまいます。
 雑談を取りまとめ、ネガティヴからポジティヴへと導くのも、リーダーの重要な仕事です。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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