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足るを知る心:後篇

 TV番組を見ていますと、「年商200億円の社長」といった表現で、セレブ代表みたいな方が登場しますけど、幾ら年商があったとしても、利益は出てないかもしれないし、ひょっとして明日にも倒産するかもしれません。

 年収が1000万円あったとしても、20人家族なら生活は困窮の極みです。
 逆に年収180万円でも、独り身で家があって親が農家なら、住居費も食費も殆どかからず、意外と裕福だったりします。

 もっと突き詰めると、比べる基準が何処かでしょう。
 日本の死因一位は当然にガンですが、世界では飢餓です。
 アフリカのスーダンやソマリアとかの最貧国では、毎日夥(おびただ)しい数の人が餓死しています。
 そうした国に比べれば、大方の日本人は超裕福です。

 いつもお話しする様に、客観的な尺度だけでなく、各人の心の中に備えられた『当たり前ものさし』の目盛の幅によって、裕福か貧乏かは決定付けられます。

 幸福か不幸かとなると、更に難解です。
 親から財産を引き継いで、一生お金の苦労をする必要がなく、お城の様なお屋敷に住み、モデルの様なスタイルと美しい容姿を誇る人物が居たとします。
 果たして、この人は幸福でしょうか?

 それらのファクターに恵まれていたとしても、大病を患っていたとすれば不幸の極みです。
 木犀の香りに包まれながら、秋桜咲く河川沿いの道を散歩することができない。
 秋ならではの、桃や梨といった果物を味わうことができない。
 そう考えれば、健康であるだけでも、充分に幸福であるとも言えます。

 また、健康であったとしても、心許せる友達がいない。
 自分を必要としてくれる、遣り甲斐のある仕事に就けない・・・これも不幸です。

 裕福か貧乏か、不幸か幸福か、この答えは事象そのものではなく、心が決めること。
 いかなる環境下でも、足るを知ることさえできれば、胸を張って幸福だと言えるでしょう。 完
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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