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多神教的価値観

 日本人は、節操の無い民族と揶揄されます。
 正月に出かける初詣は寺でも神社でも良く、お彼岸は寺に墓参り、クリスマスはイエス・キリストの降誕を祝い、地鎮祭は神式、葬儀は仏式、お寺の娘もミッションスクールに通う・・・。
 
 こうした民族は、日本をおいて他にはありません。
 諸外国の方からは、「日本人とは一体何者なのか?」と、アイデンティティの不明瞭さを批判されがちです。

 御先祖様を祀(まつ)る寺は、特定の宗派で括られている筈なのに、答えられる人は少数派。
 信仰厚く、朝な夕なにお経を唱える人は、もっと希少です。

 宗教観が明確であれば、家庭や学校でも、足並み揃った教育が可能に成ります。
 食事の前には家族揃って手を合わせ、天の恵みの食材に感謝を込めて、「いただきます」と唱和する・・・本来当たり前のことが、日本において儀礼的に成りつつあるのは、宗教観の希薄さが一因です。

 さてこう云うと、あたかも日本人が良くない様に聞こえるかもしれません。
 しかし、芳村思風先生や梅原猛先生等、日本を代表する哲学者は、その日本的文化が世界を救うと主張しています。

 古今東西、世界中で巻き起こる戦争・紛争の殆どは、宗教を巡る争いです。
 強く信心するが故、「自分の神様だけが正しい」という、行き過ぎた一神教の価値観に至ります。
 一部の狂信的なカルト教団の暴走は、偏った一神教の辿る典型的な末路です。

 互いが相手を受け入れようとせず、排他的な態度で臨めば、血で血を洗う争いは収まらないでしょう。 
 八百万(やおよろず)の神を崇拝する多神教的価値観に基づき、民族・宗派・国境を越えた受け入れの美学を貫くことが、世界平和の第一歩だと確信します。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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