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現場の叡智を集めた経営

 先日の店長会で頂いた、大野店長からの意見です。

 「社員は皆、何かしらの提案を持っている。
 でも、自分なんかが言っても却下されるんじゃないか、言い出しっぺに役割が振られるんじゃないか、といった意識があって、なかなか言い出し難い。
 社員個々に、何かの役割を与えてはどうか。」

 実に貴重な声です。
 前職時代には、改善提案制度がありました。
 毎月一人一枚提出された改善シートを全社から集め、改善委員会の中で採否を検討し、実効性があると認められた提案には、そのコスト効果に応じた報償も与えられます。

 一例を上げると、建築現場に掲示される建築確認の掲示看板。
 それまで、アクリル板や複合板素材で業者発注していたものを、A3サイズコピーに打ち出しラミネート加工したもので代替するという内容です。
 これなら、1万円だったコストが、百分の一の100円に圧縮されます。
 年間100現場あれば、100万円もの削減効果です。
 このアイディアを出した社員に、10万円の報奨金を与えても惜しくありません。

 この様に、コストダウンそのものにも意義はあります。
 しかし、それ以上に大切なのは、「考える文化」の醸成でしょう。
 自ら提案した内容が会社から評価され、報償まで貰えるのですから、やる気も湧いてきます。
 やらされ感に満ちた指示待ち族から、自主性・主体性を持った人材への変革です。

 システムや型決めについて、前職時代に学んだことは沢山ありますが、例え良くても正しくても、弊社の様な駆け出しの小さな会社に一度に落とし込むと、人材がパンクしてしまう恐れもあります。
 今回の大野店長からの提案は、時期的にも良いタイミングでした。
 現場の知恵を、どれだけ経営に反映できるかが、これからの企業の盛衰を決定づけると言っても過言ではありません。
 改善提案、絶賛受付中です。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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