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ゴーイングコンサーン

 8月26日付、日経新聞3面は、日本電産COOの関潤(61)氏の退任の報を告げています。
 永守会長の後継者問題は、拙文でも過去何度も取り上げてきました。

後継者候補(前職)在籍年 日本電産での最高職位 
 ◆ 呉文精氏(カルソニックカンセイ元社長) ’13~’15年 副社長
 ◆ 片山幹雄氏(シャープ元社長) ’14~’21年 副社長
 ◆ 吉本浩之氏(日産自動車) ’15~’20年 社長
 ◆ 関潤氏(日産自動車元副COO) ’20~’22年 CEO

 約10年前から、具体的な候補者をヘッドハンティングし、後継者への世代交代を試みていたことが判ります。
 関氏を三顧の礼で迎い入れた際、永守氏は次の様に語っています。

 「即断即決、トップダウン、人格。
  どれをとってもCEOの後継者として相応しい。」

 ところが、関氏に経営を委ねた間、業績と株価は低迷し、評価も一変しました。

 「企業文化が崩れ去っていくところに危機感を覚えた。
  『すぐやる、必ずやる、できるまでやる』に代表される創業理念が薄らいだ。
  (関氏は)前の会社(日産)のイズムが残っている。」

 実際に、永守氏自身が直接経営に携わった会社の業績は、目覚ましく改善。
 一方で有価証券報告書には、「永守重信氏の能力と手腕に依存してきた」と、ゴーイングコンサーン(継続企業の前提)のリスクが注記されています。

 自らが超人であるが故、一般的な優秀と思われる方であったとしても、なかなかお眼鏡に適わない。
 ソフトバンクの孫社長(65)、ファーストリテイリングの柳井社長(73)も同様です。
 その永守社長は間もなく78歳。

 どんなカリスマであったとしても、200歳まで生きることはできません。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン

・経歴 
 雄新中卒業 → 新田高校中退
 大工・石工と約十年職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業
 令和2年 ㈱南洋建設 代表兼任
 令和4年 ㈱たんぽぽ不動産起業

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