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カリスマで終わらせない

 会計士である鵜篭先生の、財務研修を受けました。
 タイトルは、 「社長が知っておきたい財務 -成長企業の社長となった現在-」。

 一般的な財務研修と云えば、BS、PL、CFの三指標のレクチャーから始まるのが常です。
 今回は、切り口がまるっきり違っていました。

 ワークのテーマは「会社をつぶそう!」。
 そう、会社をつぶさない方法・・・ではなく、どうやったら会社がつぶれるか、を考えた上で、逆説的にリスクヘッジを問う内容です。
 不動産会社としての、つぶす方法(対策)も考えてみました。

① 企業の血液、資金繰りに窮する ・・・ (内部留保を充実させる)
② 多くの管理物件を受託している、スーパー大家さんのリプレイス ・・・(入居率とコミュニケーションを高める)
③ 入居者が大家さんに問い合わせする直接契約により、仲介会社が不要に成る ・・・(プロとしての知識とスキルを高める)
④ 家賃の持ち上げに遅延が生じ、信用不安が拡がり、管理解約が相次ぐ ・・・ (システムや内部統制を充実する)
⑤ 法令違反等に伴う、業務停止や免許取消 ・・・ (資格取得奨励とコンプライアンス遵守)
⑥ 太陽光発電の買取制限に伴う収入減 ・・・ (受注チャネル増大によるリスク分散)
⑦ 借入金の金利上昇に伴う経費増 ・・・ (利益の積上による債務圧縮)
⑧ エイブルFCの契約解除に伴う信用失墜 ・・・ (健全経営の推進)
⑨ 店長の独立に伴う、人材とクライアントの同時流出 ・・・ (待遇およびコミュニケーションを厚くする)
⑩ 自然災害に伴う、拠点や管理物件の消失 ・・・ (事業の多角化と、エリアの拡大)

 ソフトバンクや日本電産は、世界に誇る日本の企業です。
 しかし、この有価証券報告書には、「重要な経営陣の一人である〇〇〇〇に不測の事態が発生した場合、当グループの事業活動に支障が生じる可能性があります。」と表記されています。

 即ち、カリスマに次ぐ後継者がいないとした、ゴーイングコンサーン(継続企業の前提)に対する疑義。
 カリスマが故に成長発展した企業の、カリスマ自身がリスクとは皮肉です。
 
 自分も含めた、我々グループ会社の各社長にとっても、大きな課題が見えました。
 創業者をカリスマで終わらせてはなりません。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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