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社風という名の風

 小職が、グループの仕事を始めて、間もなく2年が経過します。
 社員の声に耳を傾け、幾つかの改革を実施してきました。
 その一つが、完全週休二日制の導入です。

 それまでは、隔週週休二日で、土曜日は午前中のみの出勤でした。
 祖業である建設コンサルタントにおいて、基幹業務は公共事業が中心であり、土曜日は役所もお休み。
 それでも隔週土曜日半日出勤としていたのは、社内コミュニケーションの充実が狙いです。

 業務に追われる平日は、皆が顔を合わせる機会も殆どありません。
 土曜日の朝は、全社員が会議室に集まり、二週に一度の朝礼。
 その後、各部門に戻っての部会。
 そこで、会社の決定事項を周知したり、トップが訓示することで、社員は迷いなく業務に邁進できました。

 「土曜日に半日だけ出社するのは非効率。」
 「土曜日を全休にしても、生産性は変わらない。」
 「年間休日数を同業他社並みにしないと、優秀な人材が集まらない。」

 様々な理由から、完全週休二日に移行した訳です。
 先日の研修を受講した幹部の一人が、レポートにこう書いていました。

 『研修など行わず、日々の業務に追われて、会議等を行う機会もなかなか取れない。
 そうした状況の中唯一、隔週で会議の場を取れる出勤土曜日の必要性に気付けなかったことを、今更ながら思う。』

 NYホームにおいても創業期から、隔月の第三水曜の定休日を出勤日として、全社会議を開催していました。
 社員目線では、定休日が出勤となるため、すこぶる評判が悪い。
 代休で対処するように指示しても、取り難いという不満が聞こえてくる。
 社員の声に屈した訳でもないのですが、やがて撤廃し、毎月一回20分の全社朝礼に代替することに成りました。

 しかし今度は、別角度の意見が出てきます。
 「短時間では、一方的な連絡しかできない。」
 「もっと社員の声をぶつける機会を持ちたい。」

 結果的に時間は巻き戻され、全社会議は復活することになりました。
 結果は同じでも、社員から起きた自燃的な発案であることに価値があります。
 
 トップダウンからボトムアップへ。

 まさに今、社風という名の風が吹き始めています。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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