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障害者ビジネス考

 少し古い話ですが、「就労継続支援A型事業所」等、補助金目的の障害者ビジネスについて掘り下げます。

 昨年7月、岡山県倉敷市の障害者施設5カ所が一斉に閉鎖され、そこで働く障害者220人を解雇。
 今年3月、同市で障害者施設を運営する営利法人が、経営悪化を理由に170人の障害者を解雇。

 判り易く言うと、A型の補助金は、開設から3年間手厚く支給されます。
 数多くの障害者を集め、在籍させておくだけで、莫大な補助金を受け取れる仕組みです。
 利用者の仕事の内容や生産性とは無関係に収入は見込めるので、障害者に対する教育訓練も必要ありません。 
 集めれば集めるほど金を生むのですから、事業所にとって障害者はまさに金の卵です。
 
 但し、先述した通り、補助金が手厚いのは3年間のみ。
 そこで、三年経ったところで事業所を閉鎖し、新たな事業所で障害者を雇い直すことで、収益が最大化します。
 
 こうした制度上の欠陥をつき、補助金目当ての事業所が急増。
 厚労省は事態を改善するために、給付金を給与に充当することを禁止しました。
 当然、経営が続けられなくなった事業所は閉鎖に追い込まれます。
 結果、障害者だけが、職を失って取り残されたのです。
 
 そもそも、企業にとって重要なのは理念でしょう。
 「障害者の社会的自立を促す」
 それが事業所の使命である筈です。

 「道徳なき経済は罪悪であり
 経済なき道徳は寝言である」(二宮尊徳)

 補助金目当てに、金儲けの手段として事業所がつくられ、障害者が食い物にされたとすれば言語道断です。 
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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