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目を瞑って運転する人

 地方都市の人口推移について、少しだけ掘り下げます。
 ゆかりの深い、大洲、八幡浜、内子の人口のピークは昭和30年。
 
 敗戦から10年、焼け野原から立ち上がり、高度成長期に差し掛かる、勢いのある頃です。
 映画「三丁目の夕日」の様に、昨日よりも今日、今日よりも明日が豊かになる、希望に満ちた時期でもありました。
 人口が増え続ける訳ですから、普通に商売していれば、売上も右肩上がりです。
 
 当時、三市町の人口合計は、約15万人。
 それが、64年の時を経て、約10万人にまで減少しました。
 50年後には、その半分の5万人程度になるだろうと、予測されています。

 人口が半分になれば、単純に購買力も半減します。
 商業店舗の売上も、当然に半分以下でしょう。
 或いは、店舗数が半分に成るかもしれません。

 コンビニやディスカウントストアやスーパーや家電量販店といった、外部の資本がシェアを拡大すれば地元の売上は萎みます。
 高速道路等のインフラが整備されると、消費の流れは郊外型のショッピングモールに移行します。
 更に、追い打ちをかけるように、ネット販売が地場店舗の売上を奪います。 

 人口だけでなく、高齢化の進行によって、生産力は半分以下に成ります。
 労働力が確保できないとなると、仕方なく工場は撤退します。
 工場が撤退すると、勤めるところが無くなります。
 勤める所が無くなれば、そこに住むことはできません。
 
 夢も希望も無い話と思われるかもしれませんが、それが現実。
 現実に背を向けて経営するのは、さしずめ目を瞑って車を運転するようなものです。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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