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マックジョブ型人材:前編

 日経ビジネスの記事の中で、二つの人材が対比されています。

1. クリエーティブジョブ型人材
2. マックジョブ型人材

 マックジョブは、文字通りマクドナルドのクルーの様な仕事を指す造語で、米国では「低賃金で、技術レベルの低い、将来性のない仕事」という意味に使われているようです。
 確かに、AIの発展によって、今ある仕事の半分は、十年以内に無くなると予想されています。

 『ルーティン(定型的)な仕事が消滅し、才能とセンスがモノをいうクリエーティブ型業務の比率が高まる中、素質の無い人材は、入社から何年たっても精彩を欠き、活躍せぬまま一線を退かなければならない。』
 名付けて、「歳だけ重ね人材」。
 しかも、業種を問わず、「歳だけ重ね人材」は、組織のマジョリティー(多数派)という、冷酷な現実に直面しています。

 識者は続けます。
 『コスト・スペック競争が終わり、顧客に全く新しい価値を提供する、新しい時代に突入した。
 古い慣習を捨てなければならない。
 そのためには企業を根本から変える必要がある』 日本ヒューレット・パッカード社 吉田社長
 
 従って、『既存事業の延長線上にない新分野開拓には、プロパー(生え抜き)だけに頼らず、新しい人材が必要。』ということになります。
 先進企業では、『大卒総合職を中心とする日本企業のプロパー社員を、いくら今から教育しても、新しい時代に適応する人材には成り難いという、残酷な事実に気付き始めた。』
 そして、少なからぬ企業が、「キーマンほど、生え抜きよりも外様」へと、かじを切り始めています。

 しかしながら、この体質改善は、一筋縄にはいきません。       つづく
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン

・経歴 
 雄新中卒業 → 新田高校中退
 大工・石工と約十年職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業
 令和2年 ㈱南洋建設 代表兼任
 令和4年 ㈱たんぽぽ不動産起業

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