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あなたは宅建主任者ですか

 今日も、日経新聞連載中の、建築家「安藤忠雄」氏の「私の履歴書」からご紹介します。

【 「あなたは一級建築士ですか?」
  ある日の打ち合わせで、依頼主から突然尋ねられた。 ~中略~
  当時、私は二級建築士の資格すら持っていなかった。そう答えると、
 「資格も無い人間に頼んで大丈夫だろうか」と心配そうな表情を浮かべている。
 「資格がなんや」と反発したい気持ちもあったが、ただ黙りこむしかなかった。」 】

 これは、お客様の本音でしょう。
 我々不動産業界も、この仕事に携わる上での免許証として、宅地建物取引主任者の資格が求められます。
 幾等契約を積み上げたとしても、厳密には重要事項説明を他力に委ねており、自己完結しているとは言えません。
 安藤氏が、心で感じた反発と同様に、資格と実務の能力は必ずしも合致しないものです。
 それでも、「資格は足の裏の米粒」
 取らないと気持ち悪いが、取っても食えない、そういうものです。

 会社の中で実力を認められたとしても、無資格者の社会的認知度は低く、転職もままならないでしょう。
 対外的に、宅地建物取引主任者証は、水戸黄門の印籠の如く、御威光があるのです。

【 絶対に一発で合格しようと覚悟を決めた。~中略~
  そこで、昼飯の時間を節約することにした。
  朝、仕事場に行く前にパンを二つ買っておき、それをかじりながら建築の専門書を読むのである。
  日曜日には、電車で奈良や京都に出かけて寺社を訪れ、そこで本を広げた。~中略~
  昨日まで一緒に昼ごはんを食べに行っていた人たちは、
  「安藤は頭がおかしくなったのか?」
  といわんばかりの冷たい視線を私に向けていたようだ。
  が、そのおかげで二級建築士に合格できた。】

 大学も専門学校も出ていない安藤氏ですが、そのビハインドを跳ね返すための、鬼気迫る想いが伝わってきます。

【 気力、集中力、目的意識、強い思いを持つことが、自らに課したハードルを越えさせる。
  20代の初め、私に「一級建築士ですか」と聞いてくれた依頼主には、感謝しなければならない。 】

 「あなたは宅建主任者ですか?」 試験まで、あと7ヶ月しかありません。
 今年の10月16日、社員の皆さんから「あの今日の言葉からスイッチが入りました」と感謝されることを祈念しています。 
 
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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