港で佇む旅行者

 経営上、結果管理は意味を成さない、というお話しです。
 
 いつも例示しますが、旅行する際に行き先を決めず、行き当たりばったり、出たとこ勝負で、着の身着のままで出発する人はいません。
 かなり前から日程を調整し、予算を立て、入念に行程を組みます。
 
 朝8:00集合 → 八幡浜港10:00着 → 10:20発フェリー乗船 → 別府港12:50着
 「うみたまご」 → 「高崎山」 → 「地獄めぐり」 → 「ラクテンチ」 
 17:00旅館着 → 18:00宴会スタート

 どれだけ精緻に計画したとしても、必ずしも行程通りに進むとは限りません。
・ 一人集合時間に遅れて出発が遅くなる
・ 事故に遭遇して渋滞に巻き込まれる
・ シケのためにフェリーが欠航になる・・・

 こうしたイレギュラーな事態が発生した際には適宜、臨機応変に対応する筈です。
 例えば、一般道で行く予定だったけれど、高速道路を利用して遅れを取り戻す。
 大回りになるけれど、急遽陸路に変更して、しまなみ海道経由で九州を目指す。

 経営も同じでしょう。
 部門毎に予算を立て、目標達成に向けて取り組みます。
 A部門が駄目でも、B部門で取り戻す。
 それでも達成が危ぶまれるならば、予定していなかった新たな収益源を探す必要があります。
 
 不振を自覚しながら具体策を打たずに期末を迎え、「色々なトラブルがあったので目標達成できませんでした」と他人事の様に語る経営者は、夕方陽が落ちてもなお欠航しているフェリーの港で漫然と佇んでいる旅行者も同じです。

 目標必達のためには、今何処にいるのか? 順調なのか遅延しているのか? 遅れている理由は何なのか?
 各々掌握していなければなりません。
 だからこそ、結果管理ではなくて、プロセス管理が重要です。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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