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誠実さこそが王道

 我が社が某店でリプレイスした、某物件の某オーナーの元に、現管理会社である某社の某担当者から連絡がありました。
 某オーナーの本業に対して、圧力・脅しをかける内容です。
 大義名分はともかくとして、幼稚な報復措置に間違いありません。

 我々が身を置く、賃貸管理・仲介業は、開かれた世界です。
 管理物件の入居率を高めるべく、空室状況をガラス張りにして開示し、ライバルである競合他社に協力を乞います。
 協力を求められた側も、「困った時にはお互い様です」とテーブル上では笑顔で握手しながら、アンダーテーブルでは蹴り合い、虎視眈々(こしたんたん)とリプレイスの機会を伺うのが常識です。
 
 オーナー様の元へ足繁く通い、手紙をしたため、入居付けの実績をアピール・・・といったフェアな営業によって解約通知書の印鑑を貰い受けます。
 力及ばずリプレイスされた側も、「いやあ、うちも入居斡旋でお役立ちできなかったので仕方ありません。今後ともご紹介はさせて頂きます。」と爽やかにブレークするのが大人の対応でしょう。

 かつて、アメリカのフィギュアスケート界に、「トーニャ・ハーディング」という選手がいました。
 どうしても金メダルが欲しかった彼女は、リレハンメル冬季五輪選考会を兼ねた全米選手権の会場で、元夫にライバル「ナンシー・ケリガン」を襲撃させるという愚かな計画を企てるのです。

 膝を殴打され負傷したナンシーは、泣く泣く欠場を余儀なくされます。
 一方、加害者であるトーニャは、この大会で優勝しました。

 しかし、肝心のリレハンメル五輪では、復活を果たしたナンシー・ケリガンが見事銀メダルに輝くのです。
 そしてトーニャは、トリプルアクセルに失敗した揚句、演技を中断し、「靴紐が切れた」と涙ながらに審判に訴え、ごね得で再演技を許されたにも関わらず精彩を欠き、8位に沈みました。

 負けた相手は、ナンシーでも、他のライバルでもありません。
 自らの邪悪な行為が、心身の強さを蝕(むしば)んだのです。
 その後トーニャは、襲撃事件の首謀者として訴追され、かつての全米選手権優勝記録剥奪ばかりか、事実上選手生命を断たれてしまいます。

 「手段を選ばず勝てば良い」という輩(やから)もいますが、スポーツもビジネスも、誠実さこそが王道です。
 邪(よこしま)な手段によって短期的に成果を得られたとしても、その栄華が永続きすることはありません。
 我々は信じた道を、正々堂々と歩んでいきましょう。
 最終的に生き残るのは、お客様から必要とされる会社だけです。  
 
 
 
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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