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 決算を分析する上で、拠点毎、部門毎の細分化は必須です。
 
 仮に、A社の売上は1億円 経常利益1000万円 経常利益率10%。
 全体を見れば立派な数字です。
 
 A社は、二つの主力事業によって成り立っています。
 B事業 売上7000万円 経常利益1500万円 経常利益率21%
 C事業 売上3000万円 経常利益▲500万円

 この数字からすれば、儲からないC事業から撤退して、B事業に特化した方が良い。
 選択と集中は当然でしょう。 
 しかし、それ以上に重要なのはトレンドです。

 B事業は、3年前まで1億円を超える売上と、今以上に高い経常利益率を誇っていたが、近年同業他社の参入により競合が激化し、売上も利益もジリ貧の傾向にある。

 一方、4年前に立ち上げたC事業は、先行投資が嵩み当初大赤字であったが、徐々に市場を拡大し、黒字化まであと一歩の所まで来ている。

 これがトレンドだとすれば、寧ろB事業からフォードアウトしつつ、C事業へシフトする大方針を掲げる必要があります。
 
 今期の見通しに一喜一憂せず、過去3年の決算および向こう5年間の計画を求める理由がこれです。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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