敵は社外にあり

 技術と営業とが部門を分けている場合、得てして二者間には部門管障壁が立ちはだかります。
 前職の会社でもそうでした。

 例えば工期。
 施工管理現場は大忙しで、残業しても休日出勤しても追い付かない程の現場を抱えているにも関わらず、営業が工期の厳しい仕事をとってくる。
 仕事を頂くということは本来有難いことであり、喜ばしいことなのに、厄介な御荷物の様に扱われてしまう。
 最終的なしわ寄せはすべて現場に来ますので、気持ちは判らないでもありません。
 
 理想形は平準化です。
 例えば年間120の仕事をこなすとして、一ヶ月に10ずつ、平準受注し、平準着工し、平準引き渡しし、平準入金する。
 そうできれば、現場もスムーズですし、資金繰りも楽になります。

 しかし、営業の立場とすれば、そう都合良くはいかない。
 仕事は、取れる時に取っておかないと・・・と思う。

 これを解消する方法が一つだけあります。
 生産能力に比較して、溢れるほどの受注見込みを抱えた上で、利益率が高く、工期的に隙間を埋められるものだけを選別受注するのです。

 勿論、他の追随を許さない特殊技術や卓越した能力を有していなければ、こちら都合の工期で儲かる仕事だけ下さい等という、殿様商売が成り立つ筈もありません。

 結果、理想論は理想論とした上で、トップがリーダーシップを発揮し、技術と営業がコミュニケーションをとりながら消化していくことになります。

 何より大前提として、技術と営業は、同じ会社内の味方です。
 標的とすべき敵は社外に居ます。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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