土地の実質的価値

 国税庁から、路線価が発表されました。
 全国32万ヶ所に及ぶ、標準宅地評価額の対前年変動比率は0.4%増で、二年連続の上昇。
 ここだけ見ると、土地価格は下げ止まったのかなと誤解してしまいます。

 この上昇を支えているのは、東京を中心とした大都市圏や、震災復興の進む宮城県等の一部地域。
 地方都市の多くは、未だ下落に歯止めがかかりません。

 我々の住む愛媛県、県内10市の最高路線価を比較してみましょう。
 県都松山市の大街道2丁目は、1.6%の上昇。
 新居浜市の楠中央通りは、辛うじて前年維持の±0。

 しかし、県内全域の数値は、前年に引き続き▲2%の下落。
 我が社の本社所在地である大洲市に至っては、▲4.8%です。

 毎年4〜5%下落するということは、10年後には半値に成ることを意味しています。
 交通インフラの整備、工場誘致、獣医学部新設等、経済に影響を及ぼす大きなニュースでも無い限り、改善の期待は持てません。

 以前、限りある資産である土地は、必ず値上がりするものと思われていました。
 いわゆる土地神話です。
 日本中で投機熱が高まり、マネーゲームに酔いしれる・・・。
 それがバブル経済の実態でした。 
 
 バブル崩壊から30年。
 土地は今、よりシビアに、実質的な価値を問われています。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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