不遜で横柄な職業

 先日、あるビジネスパートナーの方とお話しする中で、横柄な態度を取る職業を再認識しました。

 例えば、宅建業も、どちらかと言えばその傾向が強い職業です。
 それは、業者の殆どが1〜2名で、各々が一国一城の主であることに起因しているかもしれません。
 組織的に仕事をしていれば、社長であっても広く民の声に耳を傾け、遜(へりくだ)るべき機会が増えます。

 昨年、「宅建主任者」は「宅建士」と名前を変えました。
 遂に「士業」の仲間入りです。
 
 「弁護士」「司法書士」「行政書士」「土地家屋調査士」「税理士」「公認会計士」「一級建築士」・・・。
 昔から士業は、クライアントからも「先生」と呼ばれる習慣があります。
 一般の方々では理解し得ない、その分野における専門知識を有しているのですから、強(あなが)ち間違いでもないでしょう。
 駆け出しの頃は謙虚だった人も、「先生」と呼ばれ続けますと、自ら偉い人間と勘違いしてしまい、不遜さは首をもたげます。

 しかし近年、士業の方の中でも、横柄な方は随分少なくなりました。
 資格さえあれば、仕事が舞い込んでくる時代ではありません。 
 仕事を取るために営業に回り頭を下げる・・・すると、仕事を貰うことが「当たり前」では無いことに気づきます。
 クライアントからの相談を「有難い」と感じ、自然に腰の低い、丁寧な応対になってきます。

 今の時代でも、横柄不遜な人間が跋扈(ばっこ)する職業の条件は二つ。
 
① 許認可に関わるため、この人の印鑑を貰わないと物事が進まない
② 独占的な権利のため、他に振ることもできず、競争が無い

 電話も電力も、独占を改め自由化することで、サービス向上や価格低減の流れが加速しました。
 今後、市役所や公証役場のサービスも、民間の力を活用して、自由化していくべきでしょう。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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