ミツバチの会議

 SNSで教えて頂いたネット情報です。
 
 『ミツバチの会議:なぜ常に最良の意思決定ができるのか』(築地書館)トーマス・D. シーリー

 【 ミツバチが新しい巣に群れごと引っ越しする分巣は、場所を誤ると群れ全体が死に絶えるという命がけの選択。
 この死生を決する判断を、ミツバチは極めて民主主義的に決める。

 ミツバチは、良さそうな候補地を見つけたら、「あっちに良さそうな場所があるよ」とダンスで皆に教える。
 そのダンスを見た別のミツバチは「どれどれ」と見に行き、「本当だ、いいね」とダンスを踊る。
 とてもよい場所なら熱心に、そうでもない場所ならほどほどで踊るのをやめてしまう。
 これを繰り返すと、素晴らしい候補地を推薦するハチの数が増えていく。
 
 但し、ダンスはどの蜂も一回だけ。
 推薦するハチが増えるかどうかは、成り行きに任せるしかない。
 この方法だと、本当によい候補地だけが推薦するハチの数を増やし、遂に群れ全体での引っ越しを決める。
 この判断は、ほぼ間違いがない。

 そこで『ミツバチの会議』の著者は、ミツバチのこのやり方を参考に、教授会の発言の仕方にルールを持ち込んだ。
 「全員が発言を終えるまで、次の発言はできない」というもの。

 声の大きい人は、自分の番の時は自説をまくし立て、他の人が異論を述べようとしたときには「いや、それはね」と発言を遮ろうとするだろうが、「みんな発言し終わったら、あなたの番が来ますから」と言って黙らせる。
 こうなると、声の大きな人も黙って聞くしかない。

 この方法だと、普段は発言しないような人からも意見が聞ける。
 こうした場合、意外な視点を提供してくれることがある。
 会議の空気がさっと変わって、次の発言者も「今のご意見は大変興味深い」と、掘り下げにかかるようになったりする。
 こうなると、声の大きな人も、全体の形勢が不利だと感じることになる。

 次に自分の番が来て、今までの発言全体に喧嘩を売っても、また順番に聞くしかない。
 次々に異論が出てくると、これは声の大きさで押しきれないことを認めざるを得なくなる。
 すると、今度は多くの人に受け入れられやすい意見を述べようと工夫しだす。
 議論が建設的なものになってくる。

 何周か意見を述べ合うと、会議の参加者全員が「落としどころはこの辺だな」ということを感じだす。
 異論が減り、そこで決をとると、全員一致で決まることが多い。】
 
 一部の声の大きな批判家だけが矢継ぎ早に質問を繰り出し、会の進行を妨げ、紛糾させる・・・。
 どこかしらの某業界団体の理事会や総会にも、是非取り入れたいものです。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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