だから駄目なこと

 今日は、日常に潜むコンプライアンス違反についてです。

 我々は仲介業を営んでいます。
 お客様が住宅を建築する情報を得て、工務店に紹介し、成約時に紹介料を貰う。
 これは、営業の入り口を代行することに対する報酬ですから、全く問題ありません。

 しかし、この紹介料を個人として受け取ることは当然NG。
 紹介の見返りに自宅のリフォームを無料、もしくは格安で請け負わせるのもNG。
 会社に属して給料を貰いながら、会社の中で得た情報を利用して、個人的に私益を肥やす行為は背任行為です。
 何が背任かというと、以下二つの組み合わせに成ります。

【 賄賂 】
 主権者の代理として公権力を執行する者が、権力執行の裁量に情実を差し挟んで貰うことを期待する他者から、法や道徳に反する形で受ける財やサービスのこと。

【 優越的地位の濫用 】
 取引上、優越的地位にある者が、取引先に対して不当に不利益を与える行為。

 次の事例です。
 『先述の紹介があったのと同時期に、社員が工務店のモデルハウスを家族と共に訪ね、自宅の新築が決まった。
 その際、社員は一個人として「幾らか値引きできますか?」と訊ねる。
 工務店も快く応じ、5%の値引きを受け入れた。』

 ここまでは、通常の商取引の範疇ですからOK。
 但し、重ねて、次の言葉を出したらNGです。
 「うちの管理物件の入居者で、もう一人新築を考えられている方がいらっしゃいます。
 来週同行して、こちらに来て頂くこともできるんですけど・・・。」

 10年程前、自宅を新築した際、家族と一緒に家具を買いに行きました。
 当時、会社で取引のあった家具店です。
 一通り見て回って、何点かの家具を購入。
 支払を済ませてから担当者に名刺を切ったところ、帰路の車中で家内に叱られます。

 「先に名刺を切ったら、安くなったかもしれないのに。」

 おっしゃる通り。
 だから駄目なのです。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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