分業制の是非

 先日の水曜定休日、社員数名で企業視察に伺いました。
 研修先は、高知でエイブルの看板を掲げる同志ファースト・コラボレーション社。
 繁忙期明けの訪問は、もはや恒例です。

 今回の視察は、会社の公式行事ではなく、大野店長の呼びかけに希望者が呼応したもの。
 従って、社長である私は参加しておりません。
 社員の自主的な取り組みとして、ベンチマーキングされる企業風土は、実に素晴らしいことです。

 さて、ファースト社と我が社では、決定的に違うポイントがあります。
 それは、機能毎に分業するか否か。
 我が社の現状は、本部(家賃管理、総務、経理、人事)こそ分離しているものの、営業の職務領域は雑多です。

 管理、仲介、入力、督促・・・。
 これらの業務を、手分けしながら全員で取り組んでいますが、ファースト社ではかなり分業が進んでいる訳です。
 分業には、メリットとデメリットがあります。

【 メリット 】
 1. 業務に集中できる
 2. 専門性が高まりスペシャリストが育まれる
 3. 適材適所の配置ができる
 4. 生産性が向上する

【 デメリット 】
 1. 部門間格差やセクショナリズムにつながる
 2. 総合的能力を有するゼネラリストが育たない
 3. お客様とのコミュニケーションが分断される
 4. 生産性が低下する

 さて、メリットの4で「生産性が向上する」、デメリットの4で「生産性が低下する」。
 真逆の内容が併記されている理由は何故でしょう。
 それはボリュームです。

 基本的に、規模が拡大すれば、分業が促進されますし、分業により生産性は向上する。
 一方、ボリュームが追いつかない段階で分業してしまうと、寧ろ生産性は低下する。
 お父さんの給料が20万しかないのに、家事・育児が大変だからといって家政婦を雇ったのでは家計は破綻してしまいます。
 
 企業側の都合を優先するプロダクトアウトではなく、マーケットインの視点で見つめ直せば、少し景色が違って見えるかもしれません。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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