経営者最大の罪

 前職の会社の同僚と話す機会を得て、改めて実感したことがあります。

 会社の存在意義を要約するならば、「ステークホルダー(利害関係者)への責任を果たし続けること」。
 ところが、倒産すれば全てが逆噴射します。
 
 会社は破綻と同時に、お客様や取引先から預かったお金を戻すことができません。 
 それ以外にも、多大な迷惑が及びます。

 ・ お客様へのサービス提供がストップし、アフターメンテナンスもできなくなる
 ・ 取引業者への発注が途絶える
 ・ 社員の雇用が失われる
 ・ 株主の資産価値が限りなくゼロに近くなる・・・

 前職の会社は、平成21年1月21日に民事再生法を申請し、事実上倒産。
 その後、再生に向けて取り組んだものの、5年後再び破綻しています。
 
 晩年、新築住宅を発注した、あるお客様は、上棟式を迎え、約定通り契約金の大半を支払いました。
 ところが、その翌日に事業停止。
 夢のマイホームは骨組みの状態でストップし、当然にお金は戻ってきません。

 人生を賭けた高額な買い物である住宅を、民事再生中の会社に任せるからには、周囲の反対もあったでしょうし、不安もあったでしょう。
 それでも、担当者や上司の人間性や提案力を信用し、委ねる決断をした訳です。

 そして結果は、悪意か善意かはともかくとして、期待や信頼を根こそぎ裏切ります。
 会社は、存続し続けなければなりません。
 経営者にとって最大の罪は、会社をつぶすことです。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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