地図に残る仕事

 先週、レイトショーで「LION ~25年目のただいま~」を観ました。

 【 あらすじ 】
 インド山間部のスラム街。
 サルーは5歳にも関わらず、文盲の母の石運びの仕事を手伝いながら、兄、妹と幸せに暮らしていた。
 ある日、仕事を求めて出かけた駅で兄とはぐれ、停車中の電車内で眠ってしまい、そのまま遠くの見知らぬ地へと運ばれ迷子になる。
 言葉も通じない見知らぬ街を一人ぼっちで彷徨い歩く内、警察の手を経て施設に保護される。
 やがてサルーは幸運にも、オーストラリアの富裕層の夫婦に養子として引き取られた。
 そして、25年が経過。
 ポッカリと人生に穴があいているような感覚を抱いてきた彼は、それを埋めるためにも本当の自分の家を捜そうと決意。
 わずかな記憶を手掛かりに、Google Earthを駆使して捜索すると……。

 このストーリーは、驚くべきことに実話です。
 主人公の数奇な運命に引き寄せられ、最初から最後まで涙が溢れ続けました。
 
 彼と同様に、Google Earthの画面上で、かつての住居を探した経験のある方はいらっしゃるでしょう。
 私は半世紀の生涯の中で、引っ越しを20回以上経験しています。

 松山に出店した際、中学時代に住んでいた40年前の住まいを訪ねました。
 残念ながら共同トイレの木造貸家は取り壊され、今は駐車場です。
 もう一つの住宅は、まだ残っています。

 我々が生業(なりわい)としている不動産業は、地図に残る仕事。
 そして、思い出を育む場所を提供する、価値ある職業でもあります。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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