トランプの蛮勇

 1955年から75年にかけて、泥沼の戦いとなったベトナム戦争は、今や米国内の反戦の象徴です。
 近代の戦争は、双方が負ける形でしか決着しません。

 そもそも、この戦争は、アメリカと旧ソ連との代理戦争でした。
 先日の、アメリカ軍によるシリア空爆も、似た構図となっています。
 
 トランプ大統領の大義は、「化学兵器使用への制裁」です。
 すかさず安倍首相も、支持を表明しました。
 本意でないにしても、力関係からして仕方無いでしょう。

 それにしても、アメリカは学習しない国です。
 かつてのイラク戦争は、「核兵器保有への制裁」が大義でした。
 空爆を繰り返し、遂には独裁者「サダム・フセイン」を捕えます。

 しかし、何処を探しても発見されない核兵器。
 自由は取り戻されものの、平和や安全や幸福は、寧ろ遠ざかったのが現実です。
 サダム・フセインしかり、ウサマビンラディンしかり、金正恩しかり、独裁者を葬っても戦いは終わりません。

 今回もまた、確証無きまま大義の大鉈(なた)は振るわれました。
 ・ 無軌道な北朝鮮に向けた牽制
 ・ 北朝鮮に甘い中国へ向けた警告
 ・ 支持率の低い国内向けのアピール・・・

 今回の武力制裁が、一連の効果を狙った政争の具であったとしたならば言語道断。
 事の理非や是非を考えずに発揮される向こう見ずの勇気を、蛮勇と云います。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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