聖戦を収束させる術

 ロシアの地下鉄で起きたテロで、多くの尊い命が奪われました。
 罪の無い命を脅かすテロは、許すまじき卑劣な行為です。
 事件の直後、ロシアのプーチン大統領と、アメリカのトランプ大統領は電話会談し、以下の合意をみたと云います。

 「テロは断固として打ち負かさなければならないということで一致した。」

 ごもっともです。
 そして、そのコメントにこそ、根の深い問題が潜んでいます。

 争いの火種は常に、「利害」もしくは「大義」です。
 本来であれば、強大な軍事力を持つ、二大大国を敵に回すほど、割に合わないことはありません。
 利害が狙いならば、とっくに腰が引けています。

 しかし、彼らには大義名分があるのです。
 テロの被害を受ける側は、彼らを悪とし、自らを正義と名乗ります。
 一方テロを仕掛ける側も、自らを正義と信じ、テロを「聖戦」と位置付けます。

 従って、弾圧を受ければ受けるほど、締め付けられれば締め付けられる程、反逆の精神は高揚するのです。
 それが証拠に、自らの命まで投げ打った自爆テロにまで手を染めます。
 TOPの首を取り、解体に追い込んでも、また新たなテロ集団が台頭します。
 インターネットを通じ、現代社会の歪みに不満を持つ人達を感化し、巻き込み、根絶やし不能な程の広がりをみせています。
 
 乱暴な言い方をすれば、国家間の戦争はすべて、利害に起因するものです。
 だから、いつか必ず収束します。

 大義を掲げた聖戦を収束させる術(すべ)。
 それが、「北風と太陽」の寓話ほど、生易しいものでないことだけは理解しています。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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