AI実用化への抵抗

 ハウステンボス内にあるホテルは、原則人を介さず、ロボットが接客します。
 人が接しないと云えば、休憩のあるホテルの方が先駆者ですが(笑)。

 近年、ロボットに代表されるAI(人工知能)の実用化が、急速に進んでいます。
 我々の賃貸仲介・管理業も例外ではありません。

 地場賃貸仲介大手A社は、夜間・休日の反響に関する返信を、AI化しているそうです。
 しかも、ベテラン営業マンの返信内容と遜色ないクオリティだというから侮れません。

 高松に本社のあるB社でもAIを導入し、将来的にはコールセンターに寄せられるクレーム対応にも活用していくという記事が、先日の日経新聞に掲載されていました。
 「ここまで来たか」と驚かされると共に、行き過ぎの風潮に、些(いささ)か抵抗を感じずにはいられません。
 
【 AI化のメリット 】
1. 365日24時間休みなく稼働する
2. 夜間・休日でも速やかに対応できる
3. 属人性に依らず常に均一の対応ができる
4. 学習によって確実に対応品質が向上する

 一見、良いことづくめの様ですが、問題点も予見されます。
 感情や態度について矛盾したメッセージが発せられたときの人の受けとめ方について、人の行動が他人にどのように影響を及ぼすかを、心理学として体系化したのが「メラビアンの法則」です。

 ・ 言語情報 =  7%  (手紙・メール) 文章のコンテンツのみ
 ・ 聴覚情報 = 38%  (電話) イントネーション、速度、間、アクセント等の語調全般
 ・ 視覚情報 = 55%  (面談) ボディランゲージ、目の動き、態度等

 例えば「馬鹿野郎」は、言葉にすれば暴言に過ぎません。
 しかし、電話の話し方によっては、親しみや愛情を伝えることもあるでしょう。
 リアルに相対し、笑顔で肩を叩きながらであれば、云われた相手も笑顔になったりします。

 やがてAIも、更に進化を遂げるに違いありませんが、人対人のフェイスtoフェイスを代替するのはまだ先です。
 何よりAIの台頭は、雇用の喪失を意味することを忘れてはなりません。
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR