町興し成功の秘訣

 久万高原町で活発な町興しに取り組まれている方との、FBでのやり取りを受け、思うところをまとめてみます。

 昨日のNHKTVで、「あまちゃん」に沸いた町の駅長が、観光客の激減に嘆いていました。
 ただ、これは当たり前の事象です。

 内子町も、大江健三郎さんのノーベル文学賞受賞や、内子座の重文指定等、折々で取材が殺到しましたが、ブームは必ず終わりますし、熱しやすく冷めやすいのがマスコミの特性。
 飽きれば使い捨てです。

 ある意味、本気で町興しをしようと思うなら、ブームに乗らないことでしょう。
 そして、成功させるための重要なポイントが、二つあります。

1. 地域住民の主体性
 重要文化財指定を受けた内子座が、単なる歴史的遺産ということであれば、限界があります。
 地元高校の郷土芸能部、地元劇団の公演、地元コーラス同好会・・・等々の公演や発表会。
 そこに住む人達が、主体的にこの「箱」を利用し、楽しめるからこそ町が活性化するのです。
 「生きる」から「活かす」「活きる」へ、そこが大きなポイントでしょう。
 
2. 経済が伴うこと 
 どれだけその町が好きで、住みたいと思っていたとしても、仕事がなければ戯言です。
 夢や浪漫が大事でも、それで飯は食えません。

 内子の道の駅「からり」の成功の秘訣は、パソコンで結ばれた農家の方々が、入荷、販売、在庫といった末端市場の動きをリアルに知り得たからこそです。
 幾ら出荷しでも儲からない理由を探ることもなく、農協への恨み節だけで生きてきた農家の方々が、「どういうモノが売れるのか?」を探り、創意・工夫を覚え、やり甲斐に気付きました。

 徳島上勝町の「いろどり」もそうです。
 観光資源も産業資源も、何も無い山間部の集落にあって、「何も無い訳じゃない」と発想を転換し、山にある葉っぱを加工して、高級料亭に販路を開いた姿勢は、町興しの御手本でしょう。

 町興しの本質は、一過性のブームに一喜一憂するのではなく、地域に根差した方々が、経済活性を意識しつつ、活き活きと暮らすところにこそあると思っています。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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