牛丼一杯290円の理由

 国会では、アベノミクスの是非について、与党と野党が舌戦を繰り広げています。
 「アベノミクスは失速している。 そもそも地方にまで届いていない。」と攻める野党。
 「いやいや、御党の頃に比較して、税収は〇倍、求人率は〇倍。」と返す与党。
 
 どちらかを擁護するつもりも、批判するつもりもありません。 
 但し、「風が吹いたら桶屋が儲かる」式の、金融緩和によるインフレ誘導は間違いでしょう。

 確かに、需給バランスは経済の根幹。
 であるならば、一万円札をドンドン刷って、市場にドンドン流通させれば、お金の価値が下がり、モノの値段が上がる筈です。
 実際ハイパーインフレ下の国では、食パン一斤を買うのに、ボストンバック一杯の札束が必要だったりしますが・・・。

 ・ ドラスティックな金融緩和により、日本中に円が溢れる
 ・ 円が溢れると価値が下がり、円安に誘導される
 ・ 円安誘導されると、自動車メーカーを始めとした輸出産業が潤う
 ・ 大企業が潤えば、下請けの中小企業も潤う
 ・ マイナス金利政策により、金融機関が融資に積極的に成る
 ・ 設備投資や住宅建築によって、市場にお金が回り、更に企業は潤う
 ・ 企業が潤えば、社員の給料も上がる
 ・ 社員の給料が上がれば、飲食や物品購入でお金を使い、店舗が潤う・・・

 まさに、良いことずくめです。
 実際に安倍政権は、企業に向けて「給料を上げて下さい。」と訴え、一部の大企業が呼応したりもしました。
 しかし、経済はそう簡単ではありません。

 これで景気が良くなるのなら、世界中の国が追随するでしょう。
 一次的なカンフル剤として有効であったとしても、恒久的な対策には成り得ません。
 現実、この日本では、未だに牛丼一杯290円で食べられる、デフレ真っ只中です。

 インフレ・デフレはこうして、実態経済そのものを反映します。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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