知恵と汗と労の出し惜しみ

 中学校卒業後、折角進学した高校を僅か二週間で中退し、半年間のパラサイト生活を経て大工に弟子入りし、社会人の仲間入りをしてから40年近く経ちます。
 この間、業種を問わず、仕事の質は大きく変貌しました。

 ・ 交通インフラが整備され、移動時間が短縮
 我々世代が成人式を迎える頃、内子町と松山市とを結ぶ直通鉄道は未だありません。
 高速道路が開通したのは、僅か十数年前です。
 今では、内子⇔松山間は30分で、通勤圏になりました。

 ・ 携帯電話が普及し、いつでもどこでも連絡可能
 職人として仕事をしていた20代の頃は、固定電話しかありません。
 27歳で菓子店の店長を任された際は、ポケットベルです。
 外出先で音が鳴ると、公衆電話を探します。
 テレフォンカードは欠かせないアイテムでした。
 今や、365日24時間体制で、いつでも、どこでも、誰にでも連絡できます。

 ・ スマホやパソコンにより、外出先や自宅でも業務可能
 かつて、仕事はオフィスか、現場で行うものでした。
 今では何所からでも、ちょっとした隙間時間にメールを読み、指示することが可能です。
 また、予算や計画を練る際は、方眼紙に手書きで数字を書き入れていました。
 一ヶ所だけの訂正でも、縦計、横計、全てが狂ってしまうので、イライラしながら紙が破れる程消しゴムでこすったものです。
 それが今や、難解な関数も瞬時に解き明かす、表計算ソフトが存在します。

 これらは、革命的に生産性を向上させてくれました。
 工場や機械やシステムといった、設備投資も同様でしょう。
 残業することもなく、短時間で、大量生産が可能・・・だからこそ、「安価で高品質で均一な商品」が提供できるのです。
 
 ワタミや電通の問題を通じて、世の中の労働観が大きく変わろうとしています。
 しかし、産業革命は豊かさの見返りに、人の仕事を奪っていきます。
 AIや産業用ロボットの普及により、雇用が喪失してしまう懸念は拭えません。
 
 高い生産性レベルでの競争は当然・・・だからこそこれからは、一周回って知恵と汗と労を出し惜しみしない会社にこそ、勝ち目があるものと信じています。
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR