信用残高の記帳

 農地の取引が完了しました。
 取引金額120万円。
 売側の仲介を担った我が社の仲介手数料は6万円です。

 昨夏、買い手側の業者から購入希望を伝えられたものの、所有者は計8名。
 地元だけでなく、東京、京都、大阪と全国に散らばっています。
 
 伝え聞いた代表と思(おぼ)しき方も、登記簿の住所にはいらっしゃいません。
 苦肉の策で、そのエリアに強い業者に問い合わせると、奇蹟的につながり、市内の施設に入所されていることが判明します。
 
 その方を頼りに、8名全員の承諾を取り付けるべく、各々に手紙を送付。
 代表の方への委任状を作成・発送し、全員からの返信を受け、ようやく契約締結です。

 農地の取引は農地法に縛られており、一筋縄にはいきません。
 買主の方も農家であることを前提に、ブルーベリーを栽培するとして、農業委員会に申請します。
 
 農業委員会の事前協議が終わったタイミングで、売主の一人が司法書士の変更を申し出られました。
 また、一からです。

 一難去ってまた一難、今度は相続人の御一人が他界されます。
 不幸中の幸いで、故人の持分は、他の相続人が引き継ぎました。
 もし、その方の孫子に裾野が広がりますと、更に複雑化したことでしょう。

 当然手続きは、相続処理が優先。
 これらのプロセスを経て、半年後の昨日、遂に決済を迎えることができました。
 繰り返しますが、仲介手数料は6万円です。

 いつも申し上げる通り、
 複雑で儲からない仕事は他所へ、簡便で儲かる仕事は我が社へ・・・という商売はこの世にありません。
 儲かる儲からないは二の次に、目の前の仕事に一所懸命取り組み、お役立ちを心掛ける。
 仕事が面倒であればある程、報酬が少なければ少ない程、信用残高は増えていく。

 商売とは、こうした地道な積み重ねだと改めて思うのです。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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