情報発信の品格

 業界に怪文書(年賀状)が出回っています。
 顔写真と実名を上げ、実在する特定個人を誹謗中傷する内容です。
 当事者が何をしたか、犯人がどういう仕打ちを受けたのかはともかく、匿名で攻撃するのはフェアじゃありません。
 
 何よりこの行為は犯罪です。
 当事者が名誉毀損で訴えれば、間違いなく警察も動きます。
 パソコンで打ち出した年賀状は、投函場所も特定できないため、足はつき難いのでしょうけれど・・・。

 かつて、前職の会社が民事再生を申請し、子会社のスポンサー付けに奔走していた頃、行く先々でこう言われました。
 「あなた、2ちゃんねる見てる。
 お宅の会社のブランドも地に落ちたもんだ。」

 自分は基本、匿名サイトを見ません。
 暇人間の悪ふざけに過ぎない、垂れ流し情報を信用する人間は、同じレベルだと認識しているからです。
 また、事実でも虚偽でも、誹謗中傷の言葉を読み込むだけで、心が病みます。

 帰社してからパソコンを開き、そこに連なるコメントにショックを受けました。
 内容を一瞥しただけで、元社員の方の書き込みが支配的であることは判ります。
 一通り目を通して感じたのは、「その書き込みの情熱を、何か別のことに活かせば良いのに」ということ。
 
 しかし割り切って考えればこれは、芸能人のゴシップ同様、有名税です。
 2ちゃんねるは、日本電産や京セラやワタミといった、立派な会社でも次々スレッドが立ちます。
 一方で、殆どの中小零細企業は、どれだけ乱れた社風であったとして、相手にされません。
 
 そういえば、賃貸仲介管理業界全国屈指の企業のスキャンダルを暴くコラムが、一昨年の業界新聞に掲載されました。
 「〇〇社の会長は、会社の創設記念パーティーに愛人を出席させる等、〇〇才過ぎても血気盛ん。
 そのエネルギーで、会社の発展成長も期待したいものだ。」
 
 こうした三流週刊誌まがいの記事はジャーナリズムとは大きく乖離しており、大義はありません。
 マスコミは勿論、社内報でも、SNSでも、ブログでも、情報を発信する者は、その情報の質で自らの品格が量られていることを、まず自覚すべきでしょう。
 自らも自省、自戒します。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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