命を賭した機会

 義伯母が天に召されました。
 28日他界、29日通夜、30日葬儀と慌ただしい年の暮れです。
 思い返せばここ数年の年末は、殆ど弔事に見舞われています。

 他界した日の夕方、近くの葬祭場に安置されている遺体に付き添う義母と、小一時間話す機会を得ました。
 二人きりで話したのは何年振りでしょう。
 いやひょっとしたら初めてかもしれません。
 
 伯母のこと、兄弟のこと、子供のこと・・・。
 取りとめの無い話の中で、三年前に他界した義父を懐古します。
 
 自分 「改めて、お父さんは人物でしたね。」
 義母 「まあ、確かに、悪く言われる人では無かったかもしれないけど。」

 その時、自分は、あることに思い当たります。
 そう言えば義父は、人の悪口を言わない人でした。
 
 吐いた言葉は、ブーメランの様に返ってくるもの。
 他人の悪口を言わない人であったからこそ、悪く言われない人物でもあったのです。
 反面、人を悪く言う人は、その見返りに他人から悪く言われるのでしょう。

 この三日間、全国から親類縁者が集い、通夜、葬儀、火葬、骨拾い、初七日を慌ただしく済ませ、再び散って行きました。
 それぞれの胸に、様々な思い出話を残して・・。

 笑顔と涙と慈しみに満ちた、稀少な機会。
 しかしながら、冠婚葬祭以外、こうして一堂に会することは皆無です。
 ある意味、故人が命を賭して、縁者を引き寄せるのかもしれません。
 
 合掌・・・。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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