社員への年賀状

 毎年、この時期に成りますと、営業以外に重要な仕事があります。
 毎年、と云っても去年からのことですが、社員への年賀状です。
 年賀状、と云っても年賀はがきではなく手紙です。 
  
 日本電産の永守社長は、社員が千人規模になるまで続けていたと言います。
 世の中の社員教育の書籍の見出しは、どれを見ても「褒めて育てろ」。
 「褒めて育てても世の中、ロクな社員が育たないのだから、これは逆で行こう。」
 永守流の社員教育は、叱って叱って叱り飛ばしたのだそうです。
 
 社長が、エレベーターに乗り合わせた社員の名札を見て、「松岡さん、いつも御苦労さん。がんばって下さいね。」と笑顔で声掛けする。
 それで社員が感激すると思ったら大間違い。
 名前も覚えてない社長の、上っ面の社交辞令は、簡単に見透かされます。

 方や永守社長は、廊下ですれ違い様。
 「おい松岡! お前の作ったモーター、火花は散るは、油は漏れるは、一体どないなっとるんや!」
 いきなり怒鳴られて面食らう社員。
 しかし次の瞬間、「社長は自分の仕事をしっかり見てくれているんだ。」と感激します。

 また、日頃は叱ってばかりですが、年に一度だけ正月には、褒めて褒めて褒めちぎる手紙を送るのです。
 言葉は、時間と共に消えて無くなります。
 手紙の文字は、ずっと残ります。

 自分の幼少時の如く、成績の振るわない子供が、
 「金魚の飼育係を通じて命の大切さを知り、友人にも優しく接することができました。」
 とかいった先生からの日常評価を、にやけながら何度も繰り返して読む様に、文章には反復の力があるのです。

 永守さんの様に、千人と云われると流石に腰が引けます。
 僅か20名足らず、書けない理由はありません。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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