プロとアマが逆転する日

 宅建協会南予エリアのブロック研修会に参加してきました。
 テーマは「物件査定」と「重要事項説明」です。

 会場の愛媛県歴史博物館ホールに集ったのは、私が駆け出しの頃から指導頂いた大先輩ばかり。
 まだまだ未熟者ですが、当時の若造も54歳、この業界で四半世紀生かされてきました。
 この間、業界は大きく変貌し、隔世の感があります。

 何より、業界を変えたのはインターネットの普及です。
 今や、物件情報も、査定価格も、相場も、法解釈も判例も・・・、取引にまつわる粗方のことは素人でも手に入れられます。
 いつでも、誰でも、何処ででも・・・。
 
 時と場合により、プロとアマの立場が逆転してもおかしくありません。
 事務所で迂闊なことを口走ろうものなら、御客様がトイレに立った後、「間違ってますね」と突っ込まれる可能性もあります。
 悪意の事件師にでも引っ掛かれば、日を置いて内容証明が届きます。

 「今の書式は面倒だから昔の重説を使おう」
 「売れなくなってしまうから、訳有りの内容は伏せておこう」

 こうした発想は、もはや自殺行為です。
 自殺と言えば、事故物件を扱ったポータルサイトも存在します。

 「〇年〇月〇日 松山市勝山通りの〇〇ビル701号室で、福田和子が同僚ホステスを刺殺」

 こうした説明と合わせて、地図に事故物件が表示されているのです。
 また、国土交通省のホームページには、「〇年〇月どのエリアにおいて幾らで取引されたか」のビッグデータが公開されています。
 これらのサイトは、誰もがその気になれば閲覧できます。
 
 会が終了した後、ある年配の業者さんが本部職員に問い合わせていました。
 「媒介契約書の雛型は、本部に行けば分けて貰えるのか?」
 いやいや、法改正に合わせ見直しをされた最新版の書式は、いつでも宅建協会のホームページからダウンロードできます。
 インターネットを使えない、ダウンロードの仕組みも知らない業者に、未来はありません。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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