コワーキングスペース:後編

 コワーキングスペースの成立要件を列記してみましょう。

1. 電車の駅近く等、交通の便が良い
2. 県都等、主要都市の中心市街地
3. 上記の結果、オフィス賃料が高額

 ネットで検索しますと、人口十万人程度でも成立している都市はあります。
 しかし、どうみても郊外型では成立し難いようです。

 コワーキングスペースを運営する動機は、自社物件の収益の最大化です。
 だからこそ、個室、ブース、フリーアドレス・・・、一年、一ヶ月、一週間・・・、多様化したメニューで、ありとあらゆる層に照準を当て、少しでも稼働率を上げようとします。

 中心市街地であっても、2階以上の空中店舗の需要は減退しています。
 そうした窮状から生まれた、新手の空室対策なのです。

 結論からすると、ここに仲介業の入り込む隙間はありません。
 何故なら、賃貸借契約として捉えれば、最大報酬が賃料の一ヶ月分。
 フリーアドレスの1万円程度では、ビジネスとして成立しないからです。

 仮に広告料とかの名目で、オーナー様から別途頂くとしても、その方が数ヶ月で退去するリスクを考えれば、費用対効果として何ヶ月分もの拠出は望めません。
 オーナー様自らが募集・運営するか、一括借り上げするか、何れかでしょう。

 テナント賃料8万円が見込めるスペースを、コワーキングスペースにコンヴァージョンした場合、1万円の会員を8名以上集める必要がありますが、地方都市の取り組みはなかなか、難しい気がします。    以上
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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