ヤクザの予言者

 暴力追放県民大会に、宅建協会理事として参加しました。
 貢献のあった方の表彰や、元警察官の方が暴力団桜組組長「桜散三」に扮した寸劇、県警楽団のブラスバンド演奏と盛り沢山です。

 今もなお、暴力団は健在。
 特に、全国で相次ぐ、山口組と神戸山口組との抗争連鎖は不穏です。
 
 とはいえ、暴対法が施行されてから四半世紀。
 以前とは比べものに成らないくらい、世の中は平穏に成りました。

 かつては、女性の名前で申し込まれた賃貸マンションに、暴力団の看板が掲げられ、恐れを成した入居者の退去が相次ぎ、経営が傾き、破産そして競売・・・といった悲惨な事件も珍しくありません。
 
 店がOPENすれば、駐車場のど真ん中に街宣車で乗り付け、北方領土問題や人権問題にかこつけて寄付をたかる。
 正月前には、高額な角松や数の子を売りつける。
 これらは、当たり前の様に行われていました。

 暴対法以降、そこまであからさまなやり方は影を潜めたものの、今度はエセ正義の味方戦術です。
 工事現場の騒音、粉塵、振動、日影・・・様々な切り口で、地域住民の代弁者として交渉の最前線に登場します。
 現場に圧力をかけ、工事をストップさせ、工事再開のための譲歩案を引き出す。
 落とし所は、浄化槽管理、自動販売機設置、工事下請・・・、いわゆる正業とされるジャンルで、高額な条件を呑ませる訳です。
 
 しかし今では、そうした組織に仕事を出すことも犯罪。
 反社会勢力は、口座を持つことも、車を買うことも、宴会を開くことも、ゴルフをすることもできません。
 隠れ蓑に、名義借りをすれば、名義貸しの側も摘発されます。
 時に、癒着すら疑わることのあった警察が、本気を出して取り組んだ結果でしょう。

 山一抗争の時代、一和会のナンバー2を務めた武闘派加茂田重政組長は、暴対法成立を見越し次のように語っていました。
 「私の怖がっとんのはね、私の一番恐れとんのはですよ、これなにかヤクザの法律ができると思うんです私は。
 法律をこしらえてそれを適用されたら、ヤクザは食ていけんぞと。
 まヤクザみたいなんはおらんでもいいんですわホンマはね。」
 
 予言の如く正に今、その通りの世の中になりました。
 反社会勢力に、決して怯(ひる)むことはありません。
 毅然たる態度で臨みましょう。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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