最終的な勝者

 先日の異業種交流会「シニア生活支援の会」は、満を持して細井さんが登壇されました。
 
 ある時は医師。
 ある時は塾講師兼経営者。
 ある時は卓球のコーチ。
 ある時は賃貸住宅オーナー。
 ある時はラジオパーソナリティー・・・。
 マルチと言う言葉は、この方のためにあるようなものです。

 本業たるビジネスで成功した人が、趣味の延長線上で欲を出し、多角化に乗り出すことは、ままあります。
 それは半ば道楽ですから、経済観念が希薄になり、本業の利益を食いつぶし、結果撤退を余儀なくされるのが一般的です。
 ところが細井さんの場合、医師という安定的な職業を持ちつつ、異業種に切り込み、それぞれ成功させているのが素晴らしい。
 しかも、自らが楽しみつつ・・・。
 
 特に、全国的にも前例の無い、学習塾と卓球教室を融合させた、「さくらエリートアカデミー」のビジネスモデルは秀逸。
 学習塾乱立の中、差別化は勝つための必要条件でしょう。
 それにしても卓球との融合は、余りにも突飛な発想に見えます。

 今は、教育の基本である、挨拶、礼節といった躾(しつけ)自体が大変難しい時代です。
 大声も叱責もありの、張詰めた空気感のコート上は、上下関係が明確になり、言葉を超えた暗黙の規律が生まれる。
 その有効性は、何よりも実績が物語っています。
 愛媛県中学総体の卓球ベスト8の内、優勝者を含む5名が「さくらエリートアカデミー」だというから驚きです。
 
 さて、秀でた才覚から生み出される、天才肌のイノベーションがクローズアップされがちな細井さんですが、発表の後の懇親会の席で、「一つだけ言い忘れました」として補足された言葉が、しびれるほど格好良かった。
 
 「一見、意味がなさそうなことを、コツコツと続けられる人が、最終的な勝者となる。
 さりとてその勝者は、必ずしも勝ち負けに拘(こだ)っていない。」
 
 記憶に新しい、大隅良典教授のノーベル賞受賞会見を思い浮かべれば腑に落ちます。
 細井さん、大きな気付きをありがとうございました。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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