取締役のリスク:後編

2. 個人保証
 中小企業が金融機関から融資を受ける際、まず例外なく代表取締役の個人保証を求められます。
 NOと言えば貸して貰えないだけです。
 
 万が一、会社の経営が傾いた時、民事再生や破産の手続きを取れば、債務の殆どは免れることができます。
 しかし、個人保証は消えません。

 前職の会社は、平成21年に90億円の負債を抱えて民事再生法の適用を申請。
 再建を目指したものの、昨年二次破綻しました。
 大株主でもあった社長と副社長は、二人合わせて30億円超の個人保証をしていたため、当然に自己破産を余儀なくされた筈です。

 とはいえ、仮に上場を果たしていたとしたら、巨額のキャピタルゲインを得られました。
 この様に、資本家兼役員であれば、ハイリスクハイリターンですから、個人保証も当然。
 一方でサラリーマン役員は、基本的に個人保証を受け入れてはならないし、それを求められた時点で身の振り方を考えるべきでしょう。

 とにもかくにも、取締役は決して良いことばかりではありません。
 就任する際には、それなりの覚悟が必要です。
 リスクはあるのか?と聞かれれば先述の通り。

 しかし、冒頭の言葉の繰り返しに成りますが、中小企業の取締役就任に、大きなリスクは無いと考えます。   以上
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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