農業振興地域

 日本の土地は、「都市計画区域」と「都市計画区域外」に大別されます。
 都市計画が定められているのは、全体の約四分の一に過ぎません。
 
 更に「都市計画区域」は、市街化を推進する「市街化区域」と、抑制する「市街化調整区域」に分けられます。
 「市街化調整区域」であれば、原則建物を建てることが難しいので、取引に絡み辛くなるのは道理。
 従って、取引のメインは市街化区域の物件になります。

 ところが、日本の国土の中で、「市街化区域」の指定を受けているのは、僅か3.8%しかありません。
 しかも、その3.8%の中に、全人口の70%が住んでいます。
 地方都市においては、市街化や調整の線引きを行っていない、「非線引き区域」も多く、これが「都市計画区域」の約半分を占めます。

 「市街化調整区域」内であっても、絶対に家を建てられない訳ではなくて、農地法の許可を得られればOK。
 但し、農地を農地のまま管理する農家用住宅が前提のため、買主のターゲットは極端に絞られ、値段も付き難くなります。

 更に縛りがきついのは、「農業振興地域」です。
 法律に基づき、「農地の保全・有効利用」、「農業 生産基盤の整備」、「非農業的土地需要への対応」を図り、優良な農地を農用地区域として保全し、その区域内の土地基盤整備・農業近代化施設整備及び農用地の流動化対策等を計画的かつ集中的に推進していくために策定された地域。

 平たく言えば、農業を推進する地域ですから、市街化を抑制する「市街化調整区域」よりも、厳しくなるのは当然でしょう。
 金額が高い安いの以前に、所有権移転ができないことが問題です。
 大洲には、この「農業振興地域」が多く存在します。
 
 「売りたい」「買いたい」という、需用と供給がマッチングできたとしても、残念ながらニーズにお応えし難いのが現実です。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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