異動時の説明責任

 人間というものは保守的な生き物です。
 言い方を変えれば、変化を嫌う生き物です。

 社員に「転勤してくれ」、「異動してくれ」と持ちかけたら、十中八九否定的な回答が返ってきます。
 中には例外的に、今の職場や上司が嫌で嫌でたまらない時、渡りに船となる場合もありますが・・・。

 従って、異動や転勤は、本人への相談ではなく、指示・命令が原則です。
 拒絶=退職となってしまうことを、まず認識しておかなければなりません。

 加えて、転勤・異動は、予告なしが一般的。
 早めに決まっていたとしても、銀行の様に一週間前告知、引き継ぎ3日といったケースが殆どです。
 
 勿論、銀行の場合は不正防止的な意味合いもあります。
 一ヶ月も余裕があれば、不正を取り繕うことも想定されるからです。

 一般企業においては、今の所属先の業務をやり切って貰いたいという意味合いがあります。
 一ヶ月前から言われていれば、「異動後に頑張ろう」とブレーキがかかってしまうでしょう。

 さて、上記の流れは一般的な概念ですが、中小企業においては、少しだけ心を入れるべきです。
 本人の希望を聞くことはできないものの、会社と個人の思惑が相思相愛であれば、それに越したことはありません。
 
 それとは別に、
 転勤・異動の背景「何故、異動しなければならないのかか?」
 本人に対する期待「異動先で貴方に何をやって貰いたいのか?」
 面談で伝えることは極めて重要です。
 
 自分は、前職時代も含め、その説明責任だけは配慮してきたつもりですが、時にフォローが行き届かない失敗もありました。
 人は生き物、感情の動物です。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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