利益相反のやり甲斐

 不動産取引では一般的に、売主・貸主は高い方が、買主・借主は安い方が良いと思っています。
 従って原則仲介業は、利益相反の仲を取り持つビジネスです。
 それだけに難しく、それだけにやり甲斐があり、それだけに存在価値のある仕事と言えるでしょう。

 御親戚間や知人間で不動産売買をされる際、事前に相談を受ければ必ず、こうアドバイスします。

 「業者を通せば当然に、少なくない仲介料が発生する。
 売り買いの相手先が特定されている場合、業者を介さず直接取引するケースもある。
 しかし知人・親戚が相手でも、人には欲があり自分が可愛いもの。
 親しいが故、言いたいことが言い難かったりするのも事実。
 トラブルに発展すれば、その方との人間関係そのものにひびが入ってしまう。
 従って、親しいからこそ、仲介業者を立てておくべきである。」
 
 そこまで言い切るからには、プロとして高レベルの仕事が要求されるのは当然です。
 法律遵守はもとより、広範な知識、最新の情報、確かな相場観・・・そして何より、ニュートラルで偏らない姿勢。
 
 単に売り買いの中に立ち、「売主はこういっています」「買主はこうして欲しいそうです」という、言葉を伝聞するだけのメッセンジャーではいけません。
 プロとしての見解や提案を交え、時にオブラートに包み、時に仲裁・説得し、着地できる方向に導くのが本来の仕事でしょう。 
 
 口幅ったい言い方ながら、そのプロセスに誇りを見出せる方こそが、プロの不動産業者だと思います。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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