地域の結びつき

 盛夏のこの時期、町内一斉清掃が実施されます。
 自分は、所帯を持って以降、地域住人の義務として四半世紀以上毎年参加しています。
 松山でも、そうした姿をみかけますので、ひょっとしたら県内一斉なのかもしれません。

 先日の日曜日がそうでした。
 目覚めた4時頃は雷鳴が轟き、不穏な雲行き。
 ところが、5時過ぎには小雨となり、開始時刻の6時には霧雨程度です。

 参加した方は判ると思うのですが、早朝とは言え、晴天時の作業はたまりません。
 日差しが照りつけ、汗が滴り落ち、倒れそうに成ります。
 霧雨程度であれば、寧ろ涼しく作業ができるため、絶好の草刈り日和です。

 そこで、軍手をして鎌を持ち、自宅前の土手で作業を開始しました。
 但し、そうした天候もあってか、足並みは揃っていないようで、参加者は疎(まば)らです。
 
 暫くすると、隣人のN岡さんが現れ、「松岡さん、来週に順延らしいですよ。」
 既に自邸のテリトリーの作業は、三分の一程度終わっています。
 いっそ、このまま作業を継続して、来週欠席することも考えましたが、それも大人気ないと思い引き揚げました。 
 出勤の道すがら確認すると、実施と順延は半々で、判断は分かれたようです。 

 判断の是非はともかく、毎年参加する世帯と、しない世帯も、鮮明に分かれます。
 以前、賃貸マンションに居住していた頃、皆が一所懸命作業している目の前を、住人である地元高校の教師が車で出て行く姿が。
 出掛けなければならないとしても、せめて直前まで作業し、近隣にお断りしてから・・・というのが、教育者としてのモラルでしょう。

 若い方を中心として、町内会に入会しない住人も増えてきました。
 対策として、「不参加時の罰金1,000円」、といった取り決めをする町内会もあります。
 しかし、「罰金さえ払えば良いんでしょう」と逆手に取って、開き直る人も出てくる訳です。
 
 町内会に入会していないマンションの子供たちが、地域のお祭りに参加しようとした際、「あのマンションの子は帰れ!」と追い返されてしまう、笑えないトラブルもあります。
 一斉清掃は、地域社会における、人と人との結びつきを考える、一つの機会と言えるでしょう。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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