人間性の砥石

 先日、同級生と話した、我(が)についてです。

 「若い頃には、謙虚で、素直で、人の話も良く聴けたたけれど、歳と共に我が強くなり、我慢や辛抱ができなくなった。」
 確かに、そうかもしれません。
 理由は、二つあると思います。

1. 叱られる機会が少なくなった
 自営業に携わる同級生が多いのですが、その殆どが代替わりし、社長と成っています。
 かつては、父親に怒られながら仕事をしていた筈ですが、今や叱ってくれる人も居ません。
 ビジネスマンも同じで、50代ともなれば部長や役員といった管理職に就く方ばかり。
 他人を叱ることはあっても、逆は殆ど無いでしょう。
 そうした環境が、知らず知らずの内に、不遜の芽を育てているのです。

2. プライドが高くなった
 半世紀も生きていれば、それなりに経験を積んでいます。
 主義主張も確立されて、大なり小なりプライドを持って生きているものです。
 それは決して、悪いことだとは思いませんが、反面、依怙地で譲らない、頑固者に成りつつあるのかもしれません。
 「社長」「店長」と呼ばれることで、偉くなったかのような勘違いも生じます。

 先日、管理物件のライフライントラブルでクレームがありました。
 電話口で怒りの感情を爆発させ、時に理不尽とも思える要求を突きつけられるお客様。
 自身もヒートアップし、思わず声が大きくなったり、傾聴を忘れ主張を被せてしまったり・・・。
 その度、客観視するもう一人の自分が、冷静に諌めてくれるのです。

 過去を振り返れば紛れもなく、こうしたクレーム応対が自身を成長させてくれました。
 クレームは、ファンを増やす最大のチャンス。
 そして何より、人間性を磨く恰好の砥石でもあります。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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