プライスからヴァリューへ

 相続税や贈与税の算定基準となる路線価が、国税庁から発表されました。
 
 全国の平均変動率は前年比0.2%プラス。
 リーマン・ショック前の08年以来8年振りに上昇に転じた。

 金融緩和や円安を背景とした国内外の不動産投資の活発化や訪日外国人客(インバウンド)の増加に支えられ、14都道府県で上昇、下落した33県の大半でも下げ幅が縮小。
 ただ、一部に下落幅が拡大している地域もあり・・・って、それが愛媛県。

 秋田県の▲3.9%に次ぐ、ワースト2の▲2.1%。
 対岸の広島県は、バブル末期以来の上昇というのに、なんともはや。

 インフレ物価高が良いのか、デフレ物価安が良いのか、という結論は一言では言い表せません。
 強いて言えば、どちらにもブレない安定した状況が理想。
 ただ、モノが売れるか売れないかという基準にフォーカスすれば、紛れもなくインフレ物価高であるべきです。

 今日よりも明日、値段が上がるとすれば「今買おう」と思います。
 逆に、今日よりも明日、値段が下がるとすれば「もう少し待とう」と思うものでしょう。
 金額の高い不動産なら尚更です。

 今年、1億円の土地も、▲2%なら1年後には9800万円。
 換言すれば、土地を1年間所有しているだけで、車一台分損します。
 
 戦後復興からバブル経済崩壊に至る半生期弱、土地は限りある資源として、値上がりを続けてきました。
 そんな時代であれば、商売も簡単。
 しかし、不動産業の真の提案力が試されるのは、価格が下がる今です。

 その土地や建物が、どれだけの便益を与えてくれるのか。
 プライス(価格)ではなく、ヴァリュー(価値)が大事です。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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