値決めこそ経営

 この仕事をしていますと、家賃査定を依頼されるのは日常茶飯事です。
 その際、現場としては保守的に見る傾向が否めません。

 心の中では、5万円で大丈夫と思ったとしても、「4万5000円位でしょうか。」と答える。
 家賃は安ければ安いほど募集し易い訳ですから、低めに抑えたい気持ちは判ります。
 
 安易に、5万円募集の9割入居よりも、4万5000円で満室の方が良いと考えるのです。
 相手が素人なら、こうした小手先の技法も通用します。
 しかし、百戦錬磨のオーナーであれば、低家賃の提示を受けただけで、斡旋力が無いと判断するでしょう。
 他社と天秤にかけられれば、一瞬でアウトです。

 そもそも、家賃収益という観点からすると、二つのパターンは同等。
 いや、後者はここが上限ですが、前者にはまだ伸びシロがあります。
 
 勿論、だからといって、高ければ良い訳ではありません。
 家賃に限らず価格には、「これ以上高ければ売れない」「これ以下であれば飛ぶように売れる」、この二つの指標が交わる一点があります。

 「値決めの最終的な目標は、お客様が喜んで買って頂ける、最高の価格を見出すことです。
 高過ぎればお客様は買って下さらないでしょうし、
 安過ぎれば利ざやが低過ぎて、会社が立ち行かない。
 値決めこそ経営です。」    稲盛和夫
 
 稲盛氏の言う通りです。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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