火中の栗を拾う

 燃費偽装問題で、存亡の危機に立たされていた三菱自動車ですが、急転直下「日産自動作車」との資本提携がまとまりました。
 以前のリコール隠しの際は、ブランド存続のために下支えした、大株主の三菱商事や三菱重工ですら、今回ばかりは及び腰であったそうです。
 
 それもそのはず、補償額がどれほどまでに膨らむか、予想できない程にリスクは内在しています。
 一説によれば、一台当たりの補償額は約10万円。
 不正が明らかに成っている、62万5000台の補償だけで625億円です。

 更に、それ以外の車種についても不正はあったとする情報もありますし、OEM先の日産に対する損害賠償や、いつまで続くか分からない販売停止の影響等々。
 三菱と言えども、普通に考えれば倒産は免れなかったでしょう。

 失った信用を取り戻すには、スピードが重要です。
 このままの状況が数ヶ月続いたら、顧客・従業員・下請けの心は離れ、再生は不可能となったに違いありません。
 
  「リスキーだと言うが、リスクの無い経営判断など存在しない。」 カルロス・ゴーン
 
 予定している増資は、不正の全貌と賠償額、および国土交通省の判断が明らかとなった後とはいえ、火中の栗を拾う、カルロス・ゴーン氏の英断は、大いに勉強に成りました。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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