監獄ロック

 タイトルは、所属劇団「AUGHANCE」の今秋定期公演に向けて書き下ろした最新作シナリオ名です。
 とはいえコンペなので、採用されるかどうかは判りません。
 振り返れば21年前の旗揚げ以降、20本近くを書き下ろし、その内10作品が舞台化されています。 

 特に劇団創設時には、その作品の出来に関わらず、書けば採用の流れがありました。
 ところが近年は、新進気鋭のライターが台頭し、競争が激化しています。
 
 アマチュア演劇において、シナリオは重要なポイントであり、クオリティの高い作品を創り続けるために、競争は必須でしょう。
 そこに存在意義を見出しつつ、老骨に鞭を打っていきたいと思います。

 『 作者からのメッセージ 』

 命を奪った者の命を絶つ死刑制度は、決して軽々に扱うべき題材ではないでしょう。

 日本では現在、百名以上の確定囚が執行の日を待っており、年数名に対し法務大臣の印鑑が捺されます。
 グローバルな視点で見ますと、過去十年で死刑執行された国は、アメリカ、中国、インド等、一握りの少数派です。

 核による核抑止力同様、犯罪抑止力効果を訴える声は少なくありませんが、27年前に死刑を廃止したカナダの殺人発生率は、実に44%も減少しています。

 我々がホームとする内子座の花道後方脇にある検閲台は、リベラルな表現を取り締まるためのものでした。
 裏を返せば、タブーとされるテーマに敢えて対峙し、観客の皆様に問題提起することは、劇団の一つの存在意義と考えます。
 
 死刑宣告を受けなくても、不治の病に冒されなくても、人は刻一刻と死に近付き、いつか必ず死と向き合わざるを得ません。

 三名の確定囚とそれぞれの家族、そして執行までを見届ける刑務官との、ヒューマンなつながりを通じ、塀の向こう側が決して縁遠い世界ではないことを、考えるきっかけになれば幸いです。
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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