一意専心:後編

 本日は、足下の悪い中、総会参加頂きまして、ありがとうございます。
 また、大洲市長の清水様、県議会議員の岡田様におかれましては、御多忙な時間を割いて御参会頂き感謝申し上げます。
 今日の今日まで、用意した原稿を読み上げようと思って準備しておりましたが、昨今の状況を鑑み、まったく違う話をしたいと思います。

 皆様御承知の通り、九州では今、熊本大震災の被害に苛まれています。
 多くの尊い命が失われたことにつきまして、哀悼の誠を捧げます。
 また、九州全域に渡って、数多くの被災者がいらっしゃる訳です。

 同じエイブルの看板を掲げる熊本県の熊本地所様は、県内に9店舗を展開しています。
 やはり、被災により休業を余儀なくされていましたが、内8店は一昨日から営業を再開されたそうです。
 スタッフもまた、家族や自宅が被災し、大変な状況下にありながら、一早くOPENさせたのは、自宅を失って困窮している方々にお役立ちをせんがためです。
 営業再開の日、トータル38組の方が来店され、その内32組の方は被災者でした。
 
 我々のエリアでも、多くの方々が、震災への恐怖を新たにしています。
 ある管理物件の入居者から、
 「もし、四国で大地震が起こったら、私たちの命は大丈夫なのか?」という問い合わせが入りました。

 そのマンションは古いものの、昭和56年以降の新耐震基準の物件です。
 「絶対大丈夫ということは言い切れないものの、一つの事実をお話しします。
 阪神淡路大震災で直下型地震に見舞われた際、神戸市内には1,400棟の分譲マンションがありました。
 全壊したのは5% 70棟です。
 その内、実に69棟までが旧耐震基準。
 残りの一棟は、手抜き工事で有名な地場工務店でした。
 即ち、新耐震基準であれば、命を守る器に成り得たという実証記録なのです。」

 今回の震災でも、多くの建物が倒壊し、住人の方が圧死しています。
 そして、その殆どが、旧耐震基準であったそうです。

 我々は皆、土地・建物を扱うことを生業としています。
 こうした歴史的な背景を踏まえ、プロとしての使命感を持ち、責任ある仕事を行って参りましょう。

 甚だ意は尽くせませんが、御挨拶に代えさせて頂きます。
 本日は誠にありがとうございます。

 再び大役を仰せつかりましたが、一意専心の覚悟で務めたいと思います。   以上
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プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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